Minecraft(マインクラフト、通称マイクラ)は、すべてがブロックでできた世界を自由に冒険できる箱庭型ゲームです。ゲームの中の世界を自由に探索したり、自分の家や城を建てたり、モンスターと戦ったりできる、子供から大人まで幅広い世代に大人気のゲームです。
マイクラは一人でも十分楽しめますが、友達同士や家族で同じマップ上でプレイすることでより一層楽しむことができるんです。(私もたまに息子とマルチプレイを楽しんでいます。マイクラのおかげで会話が増えている気がします。(^^))
今回はマイクラJava版を利用して、離れた友達と鬼ごっこするためのやり方を丁寧に解説していきたいと思います。本ブログを参考にしてもらい、ぜひ友達との絆を深めてもらえればと思います!(^_^)/

【STEP1】離れた友達とプレイするためのサーバーを立てる

サーバーを立てるやり方はいくつかありますが、今回は一番おすすめの『レンタルサーバーを使ったやり方』で説明を進めたいと思います。(※おすすめの理由はこちらに書いていますのでご参考までに。)
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【マイクラJava版】マルチプレイするやり方をやさしく解説!
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今回は国内最速レンタルサーバーの「ConoHa for GAME」を使いたいと思いますので、こちらを参考にサーバーを立ててください。
おすすめのConoHaサーバーを立てる手順をわかりやすく解説しております。
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【マイクラJava版】マルチプレイサーバーをConoHa for GAMEで立てる手順を解説!
つづきを見る
無事サーバーを構築できましたでしょうか?
ちなみに、構築したサーバーのIPアドレスはConoHa for GAMEの管理画面で確認できますので、どこかにメモっておきましょう!(あとで使いますので。)
無事サーバーを準備できましたら、次はサーバーに導入する配布ワールドを入手したいと思います。
【STEP2】配布ワールドをダウンロードする


ばくっと説明しますと次のようなゲームとなります。
- 鬼(追う人)1人と逃走者(逃げる人)1~4人でプレイ。
- 鬼が逃走者をタッチすると鬼が入れ替わる。
- 鬼になっている時間が最も短いプレイヤーが勝者となる。
「鬼ごっこ マルチ用」では次のような場所で鬼ごっこすることになりま。ちょっと怖いですけど、ワクワクしますねー。
それではさっそく配布ワールドをダウンロードしていきます。
配布ワールドは下記サイトで公開してくれていますので、サイト下部にあるリンクからダウンロードしてパソコンに保存してください。
ちょこっとメモ
※もしサイトが閉じていてダウンロードできない場合は、その他にもたくさんの配布ワールドが下記サイトにありますので色々探してみてくださいね。
【STEP3】配布ワールドをサーバーに導入し設定する


まずはダウンロードした配布ワールド(ZIPファイル)を解凍し、その中にある「play_tag_ver1_0」フォルダ(※フォルダ名はバージョンによって変わると思います)を構築したConoHa for GAMEサーバーの「/opt/minecraft_server」フォルダにアップロードします。
ちょこっとメモ
サーバーへのアップロードは、WInSCPを使うと簡単にできます。
【WinSCPの使い方】
①アプリを起動後、サーバーアドレスとユーザ情報を入力しサーバーに接続。
②アップロードしたいフォルダやファイルを右側領域にドラッグ&ドロップ。
次にConoHa for GAMEの管理画面から「コンソール」アイコンをクリックし、ユーザー名とパスワードを入力しログインします。(Tera TermなどのアプリケーションでアクセスしてもOKです。)
無事サーバーにログインできましたでしょうか?
それではまずは、次のコマンドでマイクラサーバーの置かれたディレクトリに移動します。
1 | # cd /opt/minecraft_server |
移動したディレクトリに(先ほどアップロードした)フォルダ(play_tag_ver1_0)があると思いますので、以下のコマンドで分かりやすい名前に変更しておきます。
1 | # mv play_tag_ver1_0 myworld |
次に、このディレクトリ(myworld)の所有権をminecraftユーザーに変更しておきます。(最初は所有権がrootユーザーになっている可能性がありますので。)
1 | # chown -R minecraft:minecraft myworld |
そして、viエディタなどを使って(同じディレクトリにある)server.propertiesファイルを開き、level-name項目をmyworldに変更しておきます。(※このlevel-nameに書いたディレクトリが配布ワールドとして読み込まれることになります。)
最後、マイクラサーバーの再起動を行い設定を反映します。コマンドでもできますが、管理画面で実行するやり方で説明します。
ConoHa for GAME管理画面にて「Minecraft管理」アイコンをクリックした後、ユーザー名とパスワードで認証を行います。
認証が終わりましたら、次のサーバー設定項目の「Minecraftサーバー」にてサーバーを再起動します。(停止→起動の順にクリックします。)
これで先ほど変更した設定内容が反映され、配布ワールドの導入・設定が完了となります。とりあえずお疲れ様でした。(^^)
【STEP4】友達と一緒にプレイする


今回はWindows10版のマイクラJava版アプリでプレイすることを前提に説明していきます。
まずはいつものように、マイクラJava版ランチャーを起動し、トップ画面にて「プレイ」ボタンをクリックします。
今回の配布ワールドで遊ぶにはリソースパックの導入が必要となりますので、その設定をしていきたいと思います。
次の画面にて「設定」ボタンをクリックし、
「リソースパック」ボタンをクリックします。
次に、「パックフォルダーを開く」をクリックし、
先ほどダウンロードしたZIPファイルに含まれているリソースパック(鬼ごっこリソースパックXXX)を表示されたフォルダーにコピーします。
そして、次の画面にて「選択中」リストにリソースパック(鬼ごっこ)を追加し「完了」ボタンクリックで完了となります。
準備が整ったところで、マルチプレイを開始していきたいと思います。
下記画面にて「マルチプレイ」ボタンをクリックし、
画面右下にある「サーバーを追加」ボタンをクリックします。
そして、サーバー情報の編集画面にて、「サーバー名」と「サーバーアドレス」を入力します。その際、サーバー名は適当で構いません。また、サーバーアドレスはConoHa for GAME管理画面でメモしましたIPアドレスを入力します。
入力ができましたら「完了」ボタンをクリックします。
あとは作成したサーバーをダブルクリックするとサーバーへの接続が開始されます。
しばらく待ってサーバー接続に問題がなければ、次のように配布ワールドにログインできます。パチパチパチ!👏
※もし接続できない場合は、再度設定を見直してみてくださいね。
その後に友達にも同じサーバーにログインしてもらいます。(※事前にサーバーのアドレスを伝えておいてください。)
サーバーにログインしてもらいますと、同じ画面(鬼ごっこ待機場)にログインできますので、友達とドキドキワクワクの鬼ごっこを楽しんでくださいね!
以上で今回の記事は終了となります。最後までご覧いただきありがとうございました。(^^)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はマイクラJava版を利用して、離れた友達と鬼ごっこをプレイするためのサーバー構築方法を説明しました。
本ブログ記事を元にトライいただいた方には感じてもらえたと思いますが、本当に簡単にマイクラ+鬼ごっごができる環境が作れちゃうんです。驚きですよねぇ。
その他にもいろいろな配布ワールド(RPG系、脱出系、アスレチック系、謎解き系など)がありますので、現在主流となっている「マイクラ Java版」でぜひ友達や家族と絆を深めていってくださいね!(^^)/