7 Days to Die(セブンデイズトゥダイ)は、ゾンビが大発生した世界を舞台にした、オープンワールド型サバイバルホラーゲームです。
このゲームの最大の特徴は、何と言ってもマイクラのような建築ができるところ。建物を探索して武器や食べ物などを集め、ゾンビの襲撃に耐えうる建物を建築する。そして、7の倍数の日の夜に襲い掛かってくるゾンビの大群をどう乗り越えて生き残るかがこのゲームの醍醐味です。
次の動画を見てもらえれば、7 Days to Dieの魅力がよくわかると思います。
この7 Days to Dieは一人でも十分楽しめますが、友達同士で同じワールド上で一緒にプレイする(マルチプレイする)ことでより一層楽しむことができるんです。(一人だと怖いけど仲間と一緒なら心強いですね。笑)
7 Days to Dieは通常モードでも十分楽しむことができますが、せっかくなら拡張機能(MOD)を使って遊ばない手はないですよねぇ~。
そこで今回は、管理人おススメのレンタルサーバーであるXServer VPS for GameにMODを導入してより楽しく遊ぶための環境を作ってみたいと思います!(^-^)/
XServer VPS for Gameとは?
XServer VPS for Gameを使うことで、複数人が同じワールド上で(7 Days to Dieを)マルチプレイするためのサーバーを簡単に構築できます。
どのあたりが簡単かですが、XServer VPS for Gameでは7 Days to Die用のテンプレートイメージを提供してくれていますので、数クリックで簡単にサーバーを構築することができちゃいます。
ちなみに、テンプレートイメージを用意してくれていないVPSを選ぶと、コンソール画面(いわゆる黒画面)でコマンドを入力してサーバーを構築する必要があります。7 Days to Die用サーバーをダウンロードしてインストールしたり、設定ファイルを編集したり、ポートを開放したり、、、と、慣れていない方だと結構大変だったりします。
性能面では、他社のVPSよりCPU処理性能が速く、高負荷化がかかりやすいゲーム用サーバーにとっては魅力的なポイントとなっています。
また、料金面においては次の表のようにサーバースペック毎にプランが用意されており、それぞれ比較的お手軽な価格設定になっています。また、最短1カ月から契約できるのも嬉しい点となります。
※ちなみに7 Days to Dieがプレイ可能なプランは 4GBプラン以上 となっておりますのでご注意を。
XServerのアカウント作成
まずは次のキャンペーン画像から XServer VPS for Game のサイトにアクセスします。
サイトが表示されたら画面右上の「お申し込み」をクリックします。
今回は初めての申し込みを想定し、左側の「すぐにスタート!新規お申込み」をクリックします。
次に、アカウント作成の申し込みフォームが表示されますので、お客様(あなた)の情報を入力していきます。
まずは、メールアドレスとパスワードを入力し、登録区分にて「個人」を選択してください。(※パスワードはXServerの管理画面にログインする際に必要となります。)
続いて、登録者の情報(名前、住所、電話番号)を入力し、利用規約と個人情報取り扱いについて内容を確認後「次へ進む」をクリックします。
すぐに、前画面で入力したメールアドレスに確認コードが届きますので、メール本文に書かれているコードを入力します。
申込内容の確認画面が表示されますので、登録情報を確認し問題なければ「電話認証へ進む」をクリックします。
次は、本人認証のための電話認証となります。認証に使用する電話番号を入力し、「認証コードを取得する」をクリックします。
すぐに入力した電話番号に自動音声で着信がありますので、自動音声から聞いた認証コードを入力します。入力したら「認証してサーバー申し込みに進む」をクリックします。
無事認証が通ればアカウント作成は完了となり、次はマルチプレイサーバーの申し込みとなります。
マルチプレイサーバーの申し込み
ゲームサーバーお申し込みの画面が表示されたら必要事項を入力していきます。
「サーバー名」にはサーバーを識別しやすい任意の文字列を入力してください。
続く、「プラン」ではサーバースペックを選択します。サーバースペックを上げるとレンタル料も高額になってきます。7 Days to Dieのマルチプレイではメモリ4GB以上のプランが対象となります。
「サーバーの契約期間」はサーバーをレンタルしたい期間を設定します。XServer VPS for Gameでは最短は1カ月からとなっております。始めから長い期間で申し込んだほうが料金も安くなりますが、心配な方は1カ月からスタートでも問題ないです。続けて使用したい場合は延長することができますので。
続いて「アプリケーション」の項目でマルチプレイしたいゲームタイトル(今回は7 Days to Die)を選択します。バージョンは特に使用したいものがなければそのまま(最新バージョン)で問題ありません。
続いて、「rootパスワード」はサーバー管理画面にログインするために使用するパスワードを設定します。このパスワードもどこかにメモしておいてください。
そして、「XServer VPS for Game利用規約」と「個人情報の取り扱いについて」の内容を確認したらチェックを入れ、「お申込内容を確認する」をクリックします。
ゲームサーバーの申込内容の確認画面が表示されますので、内容に間違いがなければ「お支払いへ進む」をクリックします。
次に、「お支払い方法の選択」の項目で支払方法を選択します。今回はクレジットカードを使用した例で解説します。
支払いに使用したいクレジットカード情報を入力し、「確認画面へ進む」をクリックします。
クレジットカードの確認画面が表示されますので、確認後に「支払いをする」をクリックします。クレジットカードの支払い完了画面が表示されたら、サーバー契約完了です。
無事登録が終われば、マルチプレイサーバーの申し込みが完了となります。お疲れさまでした。(^_^)/
作成したマルチプレイサーバーのIPアドレスの確認
それではレンタルしたサーバーのIPアドレスを確認します。XServerの管理画面から先ほどレンタルしたサーバー名の「ゲームサーバー管理」をクリックします。
選択したサーバーの情報が表示されますので、IPアドレス項目に表示されている「xxx.xxx.xxx.xxx(xは数字)」がサーバーのIPアドレスですのでパソコンのメモ帳やメモ用紙にでも書いておきましょう。(※ちなみに、IPアドレスの横にあるアイコンをクリックすると、クリップボードにコピーされますので便利ですよ。)
作成したサーバーにMODを導入する
サーバーに導入するをMODファイルを入手する
7 Days to Die向けに様々なMODが公開されていますが、今回はその中の「HP Bars MOD」で試したいと思います。HP Bars MODは、次のようにゾンビのヒットポイントバーを表示してくれる便利系MODとなります。
まずはこちらのサイトにアクセスし、HP Bars MODをパソコンにダウンロードします。(※自分の7 Days to Dieのアプリのバージョンに合ったバージョンをダウンロードしてください。)
(※ダウンロードしたファイルは、KHV1-HPBars.zipのようなZIP形式のファイルとなります。)
サーバーにMODファイルを転送し配置する
まずはサーバー側でMODファイルの転送を受け入れるための設定を行います。
XServerの管理画面にログインし、ゲームサーバー管理画面を開き、その中にあるパケットフィルター設定にを選択します。
そして、「+パケットフィルター設定を追加する」をクリックし、
フィルターで「SSH」を選択し、「追加する」をクリックします。これでサーバー側でMODファイルの転送を受け入れるための準備が整いました。
そして先ほどダウンロードしたMODファイル(KHV1-HPBars.zip)をWinSCPなどのFTPツールを使ってサーバーに転送します。
サーバーへのアップロード方法
サーバーへのアップロードは、WInSCPを使うと簡単にできます。
【WinSCPの使い方】
①アプリを起動後、サーバーアドレスとユーザ情報を入力しサーバーに接続。
②アップロードしたいフォルダやファイルを右側領域にドラッグ&ドロップ。
次に、ゲームサーバー管理画面にて、コンソールボタンをクリックしてコンソール画面を起動します。その際、ログインIDはroot、パスワードはサーバー作成時に決めた文字列となります。
無事サーバーにログインできたら、(サーバーに転送した)MODファイルをModsディレクトリ(/home/steam/7dtd/Mods)に移動させます。(※今回はrootディレクトリにファイル転送した前提で説明します。)
1 2 | # cd /home/steam/7dtd/Mods # mv /root/KHV1-HPBars.zip . |
そして、ファイルを解凍するアプリ(unzip)を入れてMODファイルを解凍します。
1 2 | # apt install unzip # unzip KHV1-HPBars.zip |
無事MODを配置出来たら、次のコマンドで7 Days to Die用サーバーを再起動してMODを反映させます。
1 2 | # systemctl stop 7dtd # systemctl start 7dtd |
以上でサーバーへのMODの導入は完了となりますので、次はいよいよパソコンから接続していきましょう。
7 Days to Dieでマルチプレイを試してみよう!
その前に
※お持ちのパソコンにPC版の7 Days to Dieアプリが入っていない方はSteamのストアで購入してください。
※また、使用するパソコンは結構スペックが要求されますので、下記サイトを参考に確認してください。
まずは7 Days to Dieアプリを起動後、「ゲームに参加」をクリックし、
次の画面にて「IPに接続...」ボタンをクリックします。
そして、ポップアップ画面のIPにサーバーのIPアドレスを入力し「接続」ボタンをクリックします。(ポートはそのままでOKです。)
そして少し待って、次の画面のようにログインできればOKとなります。
こんなサーバー接続エラーの時は?
次のようなサーバー接続エラーが表示されたら、サーバーとクライアントのバージョンが合っていない可能性があります。XServerの管理画面よりバージョンにあったサーバー環境にアップデートして再度トライしてみてください。
そして導入したMODが有効になっているかですが、、、次のようにゾンビのHP Bars(ヒットポイントバー)が表示されるようになっていればOKとなります。パチパチパチ。👏
無事ログインできましたら友達に作成したサーバーの「IPアドレス」と「ポート番号」を伝え、同じようにサーバーに接続してもらいましょう。
無事接続できれば次の画面のように同じワールドにログインできると思います!(一人だと怖いけど仲間と一緒なら心強いですね。笑)
ちなみに、テンプレートイメージで作成したワールドの主要項目の初期値は次のようになっています。
プロパティ名 | 値 | 説明 |
WorldGenSize | 2048 | ワールドサイズ。大きいほど生成時間、メモリを要します。 【設定可能値】2048-4096-8192-16384 |
GameDifficulty | 2 | ゲーム難易度。数字が大きくなるほど難しくなります。5以上は上に変更後に再起動により上がります。 【設定可能値】0-1-2-3-4--567 |
ServerMaxPlayerCount | 8 | 最大接続人数。増やすほどメモリが消費されます。 【設定可能値】1-40(?) |
まずはゲームサーバー管理画面にて、コンソールボタンをクリックしてコンソール画面を起動します。その際、ログインIDはroot、パスワードはサーバー作成時に決めた文字列となります。
そして、/home/steam/7dtdにあるserverconfig.xmlファイルを編集することで設定値を変更することができます。
1 2 | # cd /home/steam/7dtd # vi serverconfig.xml |
serverconfig.xmlの中の変更したいプロパティ名(name)の値(value)を書き換えます。
例えば、ワールドサイズを"4096"に変更する場合は、
<property name="WorldGenSize" value="4096" />
のように変更します。
そして変更し終えましたら、次のコマンドで7 Days to Die用サーバーを再起動して変更内容を反映させることができます。
1 2 | # systemctl stop 7dtd # systemctl start 7dtd |
参考
設定ファイル(serverconfig.xml)で設定できるプロパティ情報は7 Days to Die Japan Wikiをご覧ください。
以上で今回の記事は終了となります。お疲れ様でした!(^^)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、大人気サバイバルホラーゲーム『7 Days to Die』用のMODをXServer VPS for Gameに導入して問題なくマルチプレイできるか?を解説させてもらいました。
「MODって難しそう、、、」って思っていた方もコツさえ分かれば意外と簡単に導入できることを実感いただけたのではないでしょうか!?
せっかく友達とマルチプレイを楽しむならとことんこだわりたいですよねー。今回試しました『HP Bars』以外にも様々なMODがありますので、あなたならではの7 Days to Dieの世界にカスタマイズして友達との絆を深めていって下さいね!(^^)/
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