今、「AIエンジニアになりたい!」って方が増えています。
そんな憧れの職種(?)ですが、現在私は現役AIエンジニアとしてAI関連のシステム開発(具体的にはレコメンド技術を使ったWebサービス開発)に携わっております。(まあ、こんな感じで仕事しています。(^-^))
そこで今回は、現役AIエンジニアの視点でオススメの「AIが学べるプログラミングスクール」を6校紹介したいと思います。
AIが学べるプログラミングスクール6校の早見表
Aidemy | DataMix | DIVE INTO CODE | TechAcademy | TECH CAMP | 侍エンジニア塾 | |
プラン名 | Aidemyプレミアムプラン | データサイエンティスト育成コース | 機械学習エンジニアコース | Python+AIセット | プログラミング教養コース | AIコース |
受講期間 | 3カ月~ | 6カ月 | 4カ月 | 2カ月~ | 1カ月~ | 3カ月~ |
通学 | × | 〇(東京/神保町) | 〇(東京/渋谷) | × | 〇(東京・大阪・名古屋に6教室) | × |
オンライン | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
費用 | 【3カ月プラン】料金:528,000円(税込) | 【本講座】受講料:742,500円(税込) | 入会金:200,000円、コース料金:877,800円(税込) | 【12週間プラン】360,800円(税込) | 入会金:217,800円、月額料金:21,780円(初月無料)(税込) | 【12週間プラン】入会金:107,800円、受講料:605,000円(税込) |
学習形式 | 自習形式 | 自習+集団講義 | 自習+集団講義 | 自習形式 | 自習形式 | 個人指導 |
質問方法 | ・チャット | ・対面 ・チャット | ・対面 | ・チャット | ・対面 ・ビデオ通話・チャット | ・チャット |
個別サポート内容 | 1回25分のカウンセリング(月に8回) | 教室にて随時相談可能 | 教室にて随時相談可能 | 週2回1コマ30分の個別面談あり | 成長を促すライフコーチ面談(週1回60分) | 週1回1コマ60分のレッスンにて直接サポート |
メンターのタイプ | AI博士課程取得者や現役AIエンジニアなど | データサイエンティスト | データサイエンティストや東大人工知能サークル出身者など | 現役エンジニア | 教育専門のメンター(非エンジニアの場合もある) | 現役エンジニア |
就職支援 | 就職のための教材選びやメンタリングサポートあり | データサイエンティスト専門エージェント提携 | レバテックエンジニアやパソナキャリアと提携 | 就職・転職先の紹介あり | なし | 履歴書添削や求人紹介などをサポート |
国の給付金 | あり | あり | あり | あり | なし | なし |
学割 | あり | なし | なし | あり | なし | なし |
- 最新の技術動向がいち早く反映されるオンライン教材で最先端のAIを学び、機械学習エンジニアとして転職や自社開発に活かすことができる ⇒ Aidemy
- 未経験からビジネスで使えるデータ分析力を(仲間と一緒に)半年間で身に付け、プロのデータサイエンティストとして転職や自社業務に活かすことができる ⇒ DataMix
- 未経験から最新論文を読んでAI実装できるまでのスキルを(仲間と一緒に)4カ月で身に付け、プロの機械学習エンジニアとして転職することができる ⇒ DIVE INTO CODE
- 現役エンジニアのサポートを受けながらオンラインでAIを学び、機械学習エンジニアとして自社開発に活かすことができる ⇒ TechAcademy
- 教育専門メンターのサポートの元、挫折することなく教養としてAIやWeb関連技術を学ぶことができる ⇒ TECH CAMP
- 自分でやりたいことを見つけ、オンライン個人レッスンで相談しながら興味あるAI開発に挑戦することができる ⇒ 侍エンジニア塾
いまAIエンジニアが注目されている理由
AIエンジニアとは?
AIエンジニアとは、最先端技術であるAI(人工知能)を開発したり、蓄積されたデータの分析・解析を行ったりする、AIに関わるエンジニアのことです。
このAIエンジニアに必要なスキルが、①プログラミングスキル、②機械学習、ディープラーニングの理論と実装力、③数学・統計学の知識、となります。
そして、このAI分野で使われるプログラミング言語としては、(文法がシンプルでAI関連ライブラリーが豊富な)Python(パイソン)が主流になっており、私の周りでもPython使いがかなりの割合を占めています。
急成長するAI市場
そのAIエンジニアが活用できるAI市場はどのような成長が見込まれているのでしょうか。
大手コンサルティングファームの1つであるEY総合研究所が2015年に出したレポートによると、世界のAI市場は2015年の3.7兆円から2030年の87兆円に急成長すると予想されています。
ここ最近、「AI」の2文字をニュースや新聞で見ない日はないというほど、AIをビジネスに適用しようとする気運は益々高まっています。そしてAIは、さまざまな業界(自動車、広告、金融、物流、医療など)や職種(営業、マーケティング、人事、研究開発など)に適用できるため「第4次産業革命の中核技術」とも言われています。
AIエンジニアは大幅に不足している!
しかし、そのAI市場を牽引することが期待されているAIエンジニアは大幅に不足しています。
経産省が出した「AI人材需給に関する報告書」によると国内のAI人材不足が2025年に8万8460人、30年には12万3718人に上ると試算されています。
上のグラフからも読み取れますが、AI人材不足は年々増加していくと予測されています。国としてもなんとかAI人材を増やそうと、小学校では2020年度からプログラミング教育を開始、高校では2022年度から「AI関連科目」を必修化し国を挙げて後押ししようとしています。
AIエンジニアの待遇は?
そんなAIエンジニアの待遇はというと、現在は圧倒的に需要が上回っており引く手あまたの状態となっております。例えば、新卒採用の場合、一般の新卒社員の年収の2~3倍で採用する企業が出てきています。
企業名 | 想定年収 |
NEC | 1000万円以上 |
ソニー | 730万円 |
ディー・エヌ・エー | 600万~1000万円 |
サーバーエージェント | 720万円~ |
また、中途採用の場合、特に専門性と経験値の高いプロフェッショナル人材に対しては年収3000万円前後(それぞれの会社の平均年収の4倍)という破格の待遇を用意している企業もあります。
企業名 | 想定年収 | 平均年収 |
富士通 | 3000万円~4000万円 | 約798万円 |
NTTドコモ | 3000万円 | 約872万円 |
NTTデータ | 3000万円 | 約828万円 |
AIが学べるプログラミングスクールの簡単な選び方
AIを学びたいという目標はそれぞれあると思いますが、どういう観点でプログラミングスクールを選べばよいか迷いますよね。
そこでまずはプログラミングスクールを選ぶ際にどういった観点で選べば良いかのポイントを簡単に説明したいと思います。
①なりたいAIエンジニアのタイプは?
AIエンジニアのタイプには、大きく分けて「機械学習エンジニア」と「データサイエンティスト」があります。
次の図を用いて2つの違いを簡単に説明したいと思います。
「機械学習エンジニア」とは、膨大な入力データからルールやパターンを学習するAI(人工知能)を開発するエンジニアです。
対して「データサイエンティスト」とは、AIなどが抽出したルールやパターンを分析・解析し新たな価値を生み出すエンジニア&アナリストとなります。
②AIエンジニアを目指す目的は?
AIエンジニアを目指す目的として、「転職」を目指すもの、「自社のサービスやプロダクトへのAi適用」を目指すもの、「教養としての入門」を目指すもの、などがあります。
どれを目指すかによって、カリキュラムや学習時間、就職支援の有り無しなどが変わってきます。
③受講スタイルは?
受講スタイルとして、「オンライン」か「通学」か「オンラインと通学の両方」、があります。
特に地方の方の場合、オンラインでの受講しかできない場合が多いと思いますので、最初にチェックが必要になりますね。
また、通学の場合、集団講義があり他の受講生(同期)と切磋琢磨しながらグループで学習していくものから、単に自習目的で教室を利用できる、といったものまでいくつかパターンがあります。
あと注意しないといけないのは、平日の午前・午後に必須授業があるスクールもありますので、働きながら学びたいという方はそのようなスクールは選択対象から外す必要があるかもしれません。
④費用は?
冒頭の早見表を見てもらえれば分かりますが、スクールによって必要がかなり違ってきます。
数万円の月謝で受講できるスクールから、入会金と受講料で100万近くかかるスクールまで様々です。
現在国の政策でAI人材を増やしていこうとしており、国の認可を受けているスクール(コース)は「給付金」を受けることができます。最大70%ほどキャッシュバックしてくれる場合もありますので、条件を満たす場合は積極的に活用していくのが良いでしょう。
⑤メンターのタイプやサポート体制は?
メンターのタイプやサポート体制もスクールによって大きく異なります。
例えば、現役エンジニアのメンターがついて現場で即使える実務スキルを鍛えるスクールがあったり、ホスピタリティ資格を持つ教育専門のメンターがついて初心者が挫折しないよう手厚くサポートしてくれるスクールがあったり、そのスクールの色が出ます。
また、メンターにチャットや教室で質問できる時間や週に何回メンターとメンタリングできるかもスクールによって異なります。
特に未経験の方は自習学習でつまづいたり悩んだりすることも多いと思いますので、このメンターのタイプやサポート体制はとても重要になってきます。
AIが学べるプログラミングスクールとコースの紹介
Aidemyの「Aidemyプレミアムプラン」
スクールの特徴
Aidemy(アイデミー)は、次のような特徴を持つ"完全オンラインで学べるPython特化型AIプログラミングスクール"となります。
Aidemyの特徴
- 動画やイラストを使った分かりやすい自社教材
- 最新の技術動向をいち早く教材に反映
- 期間内であれば自由に講座を選択できる
- ディープラーニングなどのプログラムも環境構築無しで実行できる
- 専属チューターによる週1回のオンラインメンタリング
Aidemyは東大発ベンチャーとして生まれたスクールで、最大の特徴は日々アップデートされるオンライン教材で最新のAI技術を学べるところです。動画も多くAI技術という難しい内容を視覚的に理解することができます。
そして、オンライン教材の各サブテーマごとに添削課題が用意されており、課題を提出することでチューターによるコードレビューを受けることができます。フィードバックも的確で、自宅に居ながらにしてプロの書き方(コーディングスタイル)を学ぶべるのもAidemyの魅力の一つとなります。
また、受講期間内なら指定のコースを受け放題、といったところもメリットとなります。受講スピードの速い方なら期間内に様々な技術を学ぶ事ができます。
ただし、分かりやすい教材での自習とは言え、AIは難易度の高い学問であるためプログラミングなどが未経験の方はじっくり時間をかけて取り組む覚悟が必要となります。
コース
Aidemyの「Aidemyプレイミアムプラン」は3カ月~のコースとなっており、受講期間内なら次の5つのコースを受け放題となります。
Aidemyプレミアムプランで選べるコース
- 【AIアプリ開発コース】画像認識を利用した機械学習を用いたWebサービスを作成します。
- 【データ分析コース】データの自動取得(スクレイピング)から、機械学習、時系列解析等を学びます。
- 【自然言語処理コース】機械学習、ディープラーニング、自然言語処理を学び、応用課題ではツイッターのデータから会社の株価を予測するモデルを作成します。
- 【AIマーケティングコース】AIプログラミングの実装スキル、データ・ドリブンなマーケティングを展開するビジネスのスキルを習得します。
- 【クラウドAI開発講座】Azure Machine Learningで機械学習モデルの構築と訓練の技術を習得します。
費用
気になるAidemyプレミアムプランの料金は次のようになっています。
3カ月プラン | 6カ月プラン | 9カ月プラン | |
料金(税込) | 528,000円 | 858,000円 | 1078,000円 |
国の教育訓練給付金制度に対応(受講料の最大70%がキャッシュバック)
その他就職支援など
Aidemyでは、希望転職先に就職するために必要な知識やスキルを習得するための教材選びやメンタリングサポートも行ってくれます。
その他に、追加費用が必要となりますが、Aidemyスペシャル講座としてディープラーニングの認定資格である「JDLA E資格対策講座」やKaggleのコンペで上位入賞を多数経験したKaggle Masterの秋山理氏を教材の監修者に迎えた「実践データサイエンス講座 β版」などの実践的な講座も用意されております。
DataMixの「データサイエンティスト育成コース」
スクールの特徴
データミックス(DataMix)は、次のような特徴を持つ"半年でプロのデータサイエンティストを育成するためのスクール"です。
データミックスの特徴
- ビジネスパーソン向けの実践的なカリキュラム
- データ分析に重点を置いている
- 経験豊富な講師陣
- 少人数制のクラス
- キャリアサポート付き
データミックスの最大の特徴は、なんと言ってもスクールの中では珍しいデータサイエンティストになるための専門スクールである、ということです。
「どのようなビジネスシーンで」「どのように思考して技術を適用すれば良いか」を繰り返し学習していく、ビジネスパーソン向けの実践的カリキュラム、となっています。
また、他のプログラミングスクールと比べ、プログラミングよりも理論に重きを置いているため、データ解析の基礎となる「統計学」を(どこのスクールよりも)しっかり教えてくれます。
このようなカリキュラムを現役データサイエンティストである講師陣から学べます。(データミックスの講師陣は大手企業からベンチャーまで幅広くデータ分析の支援を実務経験豊富な方々ばかりです。)
データミックスでは、ビジネスパーソンでも働きながら学べるように平日夜間、土日での学習スタイルとなっていますが、仕事との両立をうまく図っていく必要があります。
コース
データミックスの「データサイエンティスト育成コース」は約半年のコースとなっております。また、本講座を受講するにあたり必要となる基礎力を身につけることができる準備ステップも用意されてるため未経験の方にも安心のコースとなっております。(準備ステップの受講は任意/別料金となります。)
準備ステップ(1週間)で学べること
- Python入門(3日)
- Excelで理解する機械学習入門(3日)
- ビジネス統計学入門(2日間)
本講座(約半年間)で学べること
- Pythonによる機械学習、ビジネスで使える機械学習(6週間)
- Rによる統計、ディープラーニング、自然言語処理(6週間)
- データサイエンティスト向け実践演習(6週間)
- メンタリングセッション(自身で課題を設定し、1カ月間のプロジェクトを企画・実行)(5週間)
授業時間以外に週に10時間以上の自習時間の確保が必要となりますので、かなりの覚悟が必要となります。
費用
気になるデータサイエンティスト育成コースの料金は次のようになっています。
受講料(準備ステップ) | 受講料(本講座) |
176,000円(税込) | 742,500円(税込) ※一括で申し込んだ場合は入会金無料 |
国の教育訓練給付金制度に対応(受講料の最大70%がキャッシュバック)
その他就職支援など
データミックスはデータサイエンティスト専門エージェントと提携しており、データサイエンティストとして転職するための支援も充実しています。
特に日本において「データサイエンス」はまだまだ新しい領域のため、採用企業と転職希望者の間で業務やポジションのミスマッチが起こらないように支援してくれたり、転職希望者が保有しているスキルを正確に採用企業に伝えるための支援をしてくれます。
DIVE INTO CODEの「機械学習エンジニアコース」
スクールの特徴
DIVE INTO CODEは、次のような特徴を持つ"本気で機械学習エンジニアになりたい人のためのスクール"となります。
DIVE INTO CODEの特徴
- 超実践的なハイレベルなプログラミングスクール(最新論文を読んでAIを実装、等)
- 同期と切磋琢磨しながらお互いを高める(ペアプログラミング、ディスカッション、等)
- 通学での受講がメイン
- 受講に年齢制限がない
- 就職・転職にめっぽう強い
DIVE INTO CODEの最大の特徴は、最先端の論文を読んでそれを実装までする、というところです。
そしてそのために必要な基礎知識(Python、アルゴリズム、数学)もコース序盤で時間をかけてみっちり教えてくれますので、機械学習の表面だけを学ぶのではなく本質的に身に付けていくことができます。
また、学習形式も家で自習するタイプではなく、教室で同じ志を持つ同期と一緒に講義を受けたり、ディスカッションしたり、ペアプログラミングをしたりと切磋琢磨しながら学習するのも特徴となります。一人では挫折しがちな難易度の高い学問ですが、ここも大きな特徴の一つとなります。
ただ、東京渋谷の教室に通学が必要となる部分と講義の時間が平日の午前・午後にも開催されますので、働きながらの受講は難しいため転職のために仕事をやめるなどの覚悟が必要となります。
コース
DIVE INTO CODEの「機械学習エンジニアコース」は4カ月のコースとなっており、
機械学習エンジニアコース
- ①Python入門、アルゴリズム入門、機械学習を学ぶための数学(線形代数、微分積分、解析)(1month)
- ②機械学習(14days)
- ③深層学習(ディープラーニング)、自然言語処理(28days)
- ④実務を想定したエンジニアプロジェクト、就職対策(22days)
の順に学習を進めていきます。
合計で720時間の学習時間となりますので、ほぼ4カ月は学習の時間に費やす覚悟が必要となります。
費用
気になる機械学習エンジニアコースの料金は次のようになっています。
入学金 | 受講料 |
200,000円(税込) | 877,800円(税込) |
国の教育訓練給付金制度に対応(受講料の最大45万円がキャッシュバック)
その他就職支援など
DIVE INTO CODEでは、レバテックエンジニアやパソナキャリアと提携しており就職支援にものすごく力を入れています。そして、講義の中でも就職対策が設けられていますので、模擬面接・模擬技術面接、履歴書・経歴書指導、ポートフォリオ指導など転職に向けた支援体制もバッチリです。
その他に、最先端の技術が身につけて、同期と「Kaggle(カグール)」という機械学習・データサイエンスの国際的なコンペティションに参加する受講生も多く、苦難を一緒に乗り越えた同期のつながりができ卒業した後でも大きな財産となります。
TechAcademyの「Python+AIセット」
スクールの特徴
TechAcademy(テックアカデミー)は、次のような特徴を持つ"現役エンジニアが教えてくれる超大手のオンラインプログラミングスクール"です。
TechAcademyの特徴
- 完全オンラインのプログラミングスクール
- メンターが第一線で活躍する現役エンジニア
- 週に2回ビデオチャットによるマンツーマンメンタリングがある
- 毎日8時間チャットサポートに対応
TechAcademyの最大の特徴は、第一線で活躍する現役エンジニアにしっかりサポートしてもらえる、というところです。
週に2回のビデオチャットでマンツーマンメンタリングを受けたり、毎日8時間チャットで質問できますので、自宅での自習学習でも安心となります。
また、TechAcademyでは、(どちらかと言うと)AI技術を深く掘り下げるのではなく、AIを用いたサービスやプロダクト開発を意識した学習となります。次のコース説明を見てもらえれば分かりますが、ワクワクするような内容ばかりとなっております。
そのため、学習した内容をそのまま自社サービスやプロダクトに活かすことができるのも魅力の一つとなります。
コース
TechAcademyでAIが学べる「Python+AIセット」はPythonコースとAIコースで構成されています。
Pythonコースは「Pythonを学んで機械学習の基礎を習得するコース」となります。
Pythonコースで学べること(約160時間)
- 画像を分析して分類(画像から犬か猫かを分類する)
- 画像を分析して分類(画像から犬か猫かを分類する)
- データから花の種類を分類(データセットから花の種類を分類)
- 住宅価格の分析と予測(データセットから部屋数と住宅価格を予測)
- ビットコインの価格変動を予測
AIコースは「Pythonを使ってAI(人工知能)の構築に必要な機械学習・ディープラーニングを習得するコース」となります。
AIコースで学べること(約160時間)
- 回帰モデルの作成(プロ野球選手の年棒を予測(教師あり学習))
- Amazonレビューを評価分析(対象商品の評価を判定(自然言語処理))
- 手書き数字の画像認識(手書き数字を画像認識する(深層学習))
- オリジナルのAIの構築(公開されているデータセットを使って構築する)
費用
気になるPython+AIセットの料金(税込)は次のようになっています。(学割があるのもTechAcademyの特徴となっております。)
8週間プラン | 12週間プラン | 16週間プラン | 24週間プラン | |
セット割料金(社会人) | 316,800円 | 360,800円 | 404,800円 | 503,800円 |
セット割料金(学生) | 294,800円 | 316,800円 | 338,800円 | 393,800円 |
国の教育訓練給付金制度に対応(受講料が最大352,660円キャッシュバック)
その他就職支援など
TechAcademyでは、転職支援サービスも提供されています。登録したプロフィールや、学習で身につけたスキルを元に企業やコンサルタントからスカウトメッセージが届きます。このあたり、大手ならではの手厚いサポートとなっております。
TECH CAMPの「プログラミング教養コース」
スクールの特徴
TECH CAMP(テックキャンプ)は、次のような特徴を持つ"未経験の方でも途中で挫折させないことモットーとするプログラミングスクール"です。
TECH CAMPの特徴
- 未経験でも一読して分かる洗練されたオリジナル教材
- 教育専門のメンター(技術試験・ホスピタリティ試験合格者)がつく
- 受講期間中は全講座学び放題(AI以外にWebやデザインも学べる)
- 教室(全国6拠点)とオンラインの両方に対応
TECH CAMPの最大の特徴は、初心者の方でも途中で挫折しない環境を提供してくれるところです。
一読して分かる洗練されたオリジナル教材は初心者にも分かりやすいと定評があります。(5,000回以上の改善を重ねているとのこと)
また、他のプログラミングスクールのメンターはエンジニアが多いのですが、TECH CAMPでは技術は勿論のことホスピタリティ資格を持つ教育専門のメンターが最後まで寄り添ってくれますので安心・快適に学習を進めることができます。
そして、オンラインだけだと挫折しがちですが、全国6箇所にある教室も利用できますので、直接メンターに質問・相談できるのも大きなメリットとなります。
このように、プログラミング未経験だが、挫折せずに教養としてAIを学びたい、といった方に向いているスクールとなります。(既に中級者の方でさらに上を目指したい!という方はその他のスクールを選ぶ必要があります。)
コース
TECH CAMPのプログラミング教養コースでは「AI(人工知能)入門」と「AIアプリ開発(応用)」でAIが学べます。
「AI(人工知能)入門」では、Python言語を使い、人工知能をプログラムする次のようなスキルを身につけます。
AIコース(人工知能)入門で身につくスキル(60~80時間)
- 人工知能の原理を理解できる
- Pythonを使ったプログラミングの概念と文法を理解できる
- 目的に応じてデータ解析方法を取捨選択できるようになる
- ディープラーニングの元となる機械学習を使ったデータ解析プログラムが書ける
また、「AIアプリ開発(応用)」では、実際に人工知能を活用したアプリの開発を行い次のようなスキルを身につけます。
AIアプリ開発(応用)で身につくスキル(40時間)
- AI分野のAPIの使い方が理解できる
- アプリケーションへのAIの組み込み方を理解できる
- チャットボットを使ったレコメンド機能を実装できる
- 予測モデルを作成する一連の流れを理解できる
また、TECH CAMPのプログラミング教養コースでは、受講期間内であればその他にも「Webサービス開発」「オリジナルサービス開発」「デザイン」などの講座も受講可能となりますので、AIだけではなく幅広く学習したい方には向いています。
費用
気になるプログラミング教養コースの料金は次のようになっています。
入学金 | 月額料金 |
217,800円(税込) | 21,780円(税込) |
その他就職支援など
TECH CAMPのプログラミング教養コースは、プログラミング教養を身につけることに重きを置いているため転職支援サービスは含まれておりません。そのため、転職を目的として学ぶなら「TECH CAMPエンジニア転職コース」を受講する必要がありますが、そちらのコースはAIというよりもWebサービス開発がメインとなっております。
侍エンジニア塾の「AIコース」
スクールの特徴
侍エンジニア塾は、次のような特徴を持つ"専任講師による「マンツーマン」に特化した個人指導のプログラミングスクール"となります。
侍エンジニア塾の特徴
- 専任の担当講師によるマンツーマンだから挫折しにくい(初心者の方も安心!)
- 目標に合わせたオーダーメイドカリキュラム(あなたオリジナルのカリキュラム!課題持ち込みも可能!)
- 毎日14時間のチャットサポート対応(このサポート時間は業界No.1クラス!)
侍エンジニア塾の最大の特徴は、一人ひとりの目標に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを作成し、マンツーマン個別指導(週1回1コマ60分のレッスン)により、挫折しがちなプログラミング習得を全面サポートしてくれるところです。(個別指導は今回の6社の中では侍エンジニア塾だけです。)
また、自分が取り組みたい課題を見つけてきて、担当講師に色々相談しながら(トライを繰り返しながら)課題を解決していくことができます。他のプログラミングスクールでは基本課題は持ち込みできませんので、ここは侍エンジニア塾の大きな特徴となります。
そして、土日含めて毎日14時間チャットサポート(6社のうちNo1)してくれるところも(特に)初心者にはありがたいところ。
ただし、侍エンジニア塾では既存のカリキュラムがないため、自分でやりたいことや目標を明確にしないと担当講師もあなたをどこに導いたら良いか分かりませんので、なんとなくAIがやりたい、という人には向かないかもしれません。
コース
侍エンジニア塾のAIコースでは、Pythonの基礎学習に加え、チャットボットやスマートスピーカーなどを土台にAIを実装していったり、実データを用いた機械学習処理、画像解析、ブロックチェーン習得など幅広いニーズに対応可能となっております。
これらの基礎をベースにあなたのやりたいことを担当講師と相談して持ち込み課題にも対応してもらえます。(例えば、ノーヒットノーランを達成したメジャーリーガー投手をAIで分析・解析したい!、といった自分の興味のある課題の相談にも乗ってもらえます。)
費用
気になるAIコースの料金は次のようになっています。(学割があるのも侍エンジニア塾の特徴となっております。)
12週間プラン | 24週間プラン | 48週間プラン | |
一括/一般(税込) | 605,000円 | 990,000円 | 1,650,000円 |
一括/学生(税込) | 544,500円 | 891,000円 | 1,485,000円 |
入会金(税込) | 107,800円 | 107,800円 | 107,800円 |
その他就職支援など
侍エンジニア塾では、キャリアアドバイザーが履歴書添削や求人紹介などを徹底サポートしてくれます。
まとめ
今回は、現役AIエンジニアの視点でおすすめの「AIが学べるプログラミングスクール」を6校紹介させてもらいました。
一言にAIが学べるプログラミングスクールといっても色んなタイプのスクールがあることを理解いただけたと思います。
改めてそれぞれのスクールでできることをまとめますと次のようになります。
- 最新の技術動向がいち早く反映されるオンライン教材で最先端のAIを学び、機械学習エンジニアとして転職や自社開発に活かすことができる ⇒ Aidemy
- 未経験からビジネスで使えるデータ分析力を(仲間と一緒に)半年間で身に付け、プロのデータサイエンティストとして転職や自社業務に活かすことができる ⇒ DataMix
- 未経験から最新論文を読んでAI実装できるまでのスキルを(仲間と一緒に)4カ月で身に付け、プロの機械学習エンジニアとして転職することができる ⇒ DIVE INTO CODE
- 現役エンジニアのサポートを受けながらオンラインでAIを学び、機械学習エンジニアとして自社開発に活かすことができる ⇒ TechAcademy
- 教育専門メンターのサポートの元、挫折することなく教養としてAIやWeb関連技術を学ぶことができる ⇒ TECH CAMP
- 自分でやりたいことを見つけ、オンライン個人レッスンで相談しながら興味あるAI開発に挑戦することができる ⇒ 侍エンジニア塾
このサイトを読んでくださった方には、学生の方も社会人の方もいらっしゃると思います。
それぞれAIを学ぶ目標(AIを学んで転職したい、起業したい、業務の幅を広げたい、、、など)は違うと思いますが、今回紹介しました6校はあなたの夢を叶えるために十分オススメできるスクールだと考えています。あなたにスクール選びの参考になれば幸いです!