7 Days to Die(セブンデイズトゥダイ)は、ゾンビが大発生した世界を舞台にしたサバイバルホラーゲームです。
このゲームの最大の特徴は、何と言ってもマイクラのような建築ができるところ。建物を探索して武器や食べ物などを集め、ゾンビの襲撃に耐えうる建物を建築する。そして、7の倍数の日の夜に襲い掛かってくるゾンビの大群をどう乗り越えて生き残るかがこのゲームの醍醐味です。
次の動画を見てもらえれば、7 Days to Dieの魅力がよくわかると思います。
この7 Days to Dieは一人でも十分楽しめますが、友達同士で同じワールド上で一緒にプレイする(マルチプレイする)ことでより一層楽しむことができるんです。(一人だと怖いけど仲間と一緒なら心強いですね。笑)
7 Days to Dieは通常モード(バニラ版)でも十分楽しむことができますが、せっかくなら拡張機能(MOD)を使って遊ばない手はないですよねぇ~。
そこで今回は、管理人おススメのレンタルサーバーであるConoHa VPSにMODを導入してより楽しく遊ぶための環境を作ってみたいと思います!(^-^)/

ConoHaサーバーのアカウントを作成する

まずは次のキャンペーン画像からConoHaのサイトにアクセスし、「今すぐお申し込み」にてアカウント作成を開始します。

次のようなアカウント作成画面になりますので、アカウント情報を入力してください。(*必須と書いてあるところだけでOKです。)

❶に氏名、❷に生年月日、❸に住所(国、郵便番号、都道府県、市区、町村番号)、❹にメールアドレス、❺にパスワード(英大文字と英小文字ならびに数字を最低1文字以上ずつ混在させた9文字以上70文字以内の文字列)を入力後、「次へ」ボタンを押してください。
アカウント情報の入力が完了すると次は本人確認となります。本人確認の方法は、「電話認証」か「SMS認証」を選べます。
ちょっと補足
SMSとは「ショートメッセージサービス」の略で、電話番号宛てにチャット形式でメッセージのやり取りができるサービスのことです。
今回はSMS認証の場合で説明していきたいと思います。

まずは「電話番号欄」にお持ちの携帯電話(スマホ)の電話番号を入力し、「SMS認証」ボタンをクリックするとショートメッセージサービスで4桁の認証コードが携帯電話に届きます。次のような感じですね。
そして届いた4桁の数字を(下の図の)認証コード欄に入力し、「送信」ボタンを押して認証が完了すれば本人確認完了となります。

ここまではノンストップでいけますよね。(^-^) 次はお支払い方法の選択となります!
ちなみに
ちなみに、次のお支払い方法を選択しても、お試し期間の10日間以内の利用でしたら費用引き落としはされませんのでご安心を!
お支払いは次の3種類から選ぶことになります。
- クレジットカード払い
- ConoHaチャージ
- ConoHaカード
ちょっと補足
・ConoHaチャージとは、事前にコンビニ、銀行、クレジットカードなどで入金(チャージ)する支払い方法。
・ConoHaカードとは、ConoHaショップやAmazonで購入したプリペイドカードをConoHa管理画面で登録する支払い方法。
今回は、代表的な支払い方法である「クレジットカード払い」を選択した場合で説明します。

❶にクレジットカードの名義、❷にカード番号、❸に有効期限、❹にセキュリティーコード(※クレジットカード裏面のサインパネル右上に印字されている7桁の数字のうち下3桁)を入力後、「次へ」ボタンを押してください。
無事支払い方法の登録が終われば、アカウント作成は完了となります。
ConoHaサーバーを作成する

ConoHaのコントロールパネルにログインし、「VPS」タブを選び、左サイドメニューの「サーバー追加」を選択します。
次のような「サーバー申し込み画面」が表示されるので、リージョンを「東京」、サービスを「VPS」、プランを「2GBプラン(こちらがおすすめとなります)」、イメージタイプを「CentOS8.2(64bit)」を選びます。
そして、rootパスワードを入力して、右側の「追加ボタン」をクリックしてサーバー追加完了となります。(約10秒くらいでサーバーの追加処理が完了します。)
メモ
ここで決めたrootパスワードは、サーバーへのログイン時などに使用しますので忘れず覚えておきましょう。
無事サーバーの追加ができたところで、割り振られたサーバーの『IPアドレス』を確認しておきたいと思います。
左サイドメニューの「サーバー」を選んだ後に、サーバーリストに今回追加したサーバーが表示されると思いますので「ネームタグ」を選択します。
そして、その画面に「IPアドレス」という項目がありますので、この数字をどこかにメモしておきましょう。

ConoHaサーバーに7 Days to Die用サーバーとMODを導入する

- 7 Days to Die用サーバー
- MOD(今回は"HP Bars"でトライ)
注意ポイント
PC上の7 Days to Dieアプリとサーバーに導入するMODのバージョンは合わせる必要があります。今回はALPHA19を使用したいと思います。
ConoHaサーバーに7 Days to Die用サーバーを導入する

ConoHaのコントロールパネル画面にある「コンソールアイコン」をクリックしてコンソール画面を起動します。その際、ログインIDは"root"、パスワードは先ほど決めた文字列となります。(※Tera TermなどのアプリログインしてもOKです。)

次に、7 Days to Die用サーバープログラムを導入するために必要となるSteamCMDというプログラムをダウンロードして実行します。
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# yum install -y glibc.i686 # mkdir ~/Steam; cd ~/Steam # curl -sqL "https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd_linux.tar.gz" | tar zxvf - # ./steamcmd.sh |
そして、起動したSteamモード上で、匿名ユーザ(anonymous)としてログインし、指定したディレクトリ(/opt/7DTD)に7 Days to Die用サーバープログラムをインストールします。無事インストールできましたらSteamCMDを終了します。(※force_install_dir実行後に「Please use force_install_dir before logon!」と表示されるかもしれませんが、無視してもらってOKです。)
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Steam > login anonymous Steam > force_install_dir /opt/7DTD Steam > app_update 294420 validate Steam > exit |
はてな
※app_updateで指定した「294420」はSteamで管理されている7 Days to Die用サーバプログラムのIDを示しています。
ConoHaサーバーにMODを導入する

7 Days to Die向けに様々なMODが公開されていますが、今回はその中の「HP Bars MOD」で試したいと思います。HP Bars MODは、次のようにゾンビのヒットポイントバーを表示してくれる便利系MODとなります。
まずはこちらのサイトにアクセスし、HP Bars MODをパソコンにダウンロードします。(MODは無料となります。)
次に、ダウンロードしたzipファイル(khaines-modlets-a19-master-KHA19-HPBars.zip)をConoHaサーバーに転送します。
※サーバーへの転送はFTPツールを使えば簡単にできますので下記をご参考に。
サーバーへのアップロード方法
サーバーへのアップロードは、WInSCPを使うと簡単にできます。
【WinSCPの使い方】
①アプリを起動後、サーバーアドレスとユーザ情報を入力しサーバーに接続。
②アップロードしたいフォルダやファイルを右側領域にドラッグ&ドロップ。
そして、再度ConoHaのコンソール画面を起動し、7 Days to Die用サーバーにModsフォルダを作成後、そこにダウンロードしたMODファイルをコピーします。
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# mkdir /opt/7DTD/Mods # mv ~/"khaines-modlets-a19-master-KHA19-HPBars.zip" /opt/7DTD/Mods # cd /opt/7DTD/Mods # unzip "khaines-modlets-a19-master-KHA19-HPBars.zip" # mv khaines-modlets-a19-master-KHA19-HPBars/KHA19-HPBars . |
このようなディレクトリ構成になっていればOKとなります。
7 Days to Die用サーバーを起動する

初期状態では7 Days to Die用サーバーへのアクセスはファイアウォールでブロックされていますので、パソコンからアクセスできるようにファイアウォールのポートを開放しておきます。(※7 Days to Dieでは、TCPの26900番ポートとUDPの26900~26903番ポートを開放しておく必要があります。)
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# firewall-cmd --zone=public --add-port=26900/tcp # firewall-cmd --zone=public --add-port=26900-26903/udp |
ファイアウォールのポート開放が終わったところで、7 Days to Die用サーバーをインストールしたディレクトリに移動し、(設定ファイルを引数として)サーバーを起動します。
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# cd /opt/7DTD # ./startserver.sh -configfile="serverconfig.xml" |
参考
サーバー設定ファイルである"serverconfig.xml"で設定できるプロパティ情報は7 Days to Die Japan Wikiをご確認ください。
これで問題なければ次のように表示され、7 Days to Days用サーバーが待ち受け状態となります。
以上でサーバー側への導入・設定は完了となりますので、次はいよいよパソコンから接続していきましょう。
ConoHaサーバーでマルチプレイできるか試してみる

まずは7 Days to Dieアプリを起動し、「ゲームに参加」をクリックします。

次に、画面下にある「IPに接続しています」ボタンをクリックし、

ポップアップ画面上段にサーバーのIPアドレスを入力し「接続」ボタンをクリックします。(下段の数字は基本そのままでOKです。)

そしてしばらく待って、次の画面のようにログインできればOKとなります。

そして次は導入したMODが有効になっているかですが、、、次のようにゾンビのHP Bars(ヒットポイントバー)が表示されるようになっていればOKとなります。パチパチパチ。👏
そして、友達にサーバーのIPアドレス、ポート番号、パスワードを伝え、同じ手順でサーバーにアクセスしてもらうと同じワールドにログインできると思います。


ちょっと長くなってしまいましたが、今回の記事の目的は無事達成することができました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、大人気サバイバルホラーゲームの7 Days to Die用のMODをConoHaサーバーに導入して問題なくマルチプレイできるか?を解説させてもらいました。
「MODって難しそう、、、」って思っていた方もコツさえ分かれば意外と簡単に導入できることを実感いただけたのではないでしょうか!?
せっかく友達とマルチプレイを楽しむならとことんこだわりたいですよねー。
今回試しました『HP Bars』以外にも様々なMODがありますので、あなたならではの7 Days to Dieの世界にカスタマイズして友達との絆を深めていって下さいね!(^^)/