プログラミングスクール

マイクラで無料プログラミング学習できる「MakeCode(メイクコード)」の始め方

2020年7月17日

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れんた
2020年から小学校でプログラミング授業が必須科目になりましたが、不安なご家族も多いはず。

 

【参考】2020年度から必須化...小学校で「プログラミング教育」が始まるとどうなる?文科省に聞いた

 

  • 国語や算数なら自分たちも習ったから大丈夫だったけど、プログラミングなんて習ってないし教えれないわよ。。。
  • うちの子はゲームやってばかり。。。

 

 

と、困っていませんか?

 

れんた
そこで今回は、マイクラで無料プログラミング学習できる「MakeCode」を紹介したいと思います。子供に絶大な人気を誇るマイクラを「遊び」だけでなく「学び」でも使ってみましょう!

 

今回紹介します「MakeCode(メイクコード)」は、マイクロソフト社が無料で公開しているWindows10 PCで動作するプログラミング学習環境です。

次のように、命令ブロックを組み合わせてプログラムを作成し、それを動かすことでマイクラの世界を操作することができるんです。

MakeCode(メイクコード)の画面

 

このMakeCodeを使ったマイクラプログラミングの特徴は次のようになります。

「MakeCodeを使ったマイクラプログラミング」の特徴

  • 子どもに大人気のマイクラを使ってプログラミング学習できる
  • ビジュアルプログラミング環境もあり、小学校低学年でも大丈夫
  • 導入が比較的簡単、難しい設定も不要
  • 学習の参考になるサンプルプログラムが豊富に提供されている
  • 無料で使用可能(但し、マインクラフト Windows10版の購入は必要)

 

れんた
但し、MakeCodeに関する解説書やWebサイトはあまり多くないので、今回はMakeCodeの使い方をなるべく分かりやすく解説したいと思います。ぜひ本記事を参考に挑戦してみてくださいね!

 

オススメ記事マイクラを使って学べるスクールは「SCHOOL」がオススメ!

【無料体験あり】マイクラで学べるプログラミング「D-SCHOOLオンライン」の始め方

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MakeCodeを使ったマイクラプログラミング環境の設定方法

 

れんた
それでは早速、MakeCodeを使ったマイクラプログラミング環境の設定方法を説明していきます。

 

Windows PCに「マインクラフト Windows10版」がインストールされている必要があります。インストールがまだの方は、下記リンクからご購入をお願いします。

 

れんた
まずは、マインクラフトに接続するためのプログラミング環境である「Code Connection」を導入します。

 

Code Connectionはこちらのサイト(https://aka.ms/meeccwin10)からダウンロードできますので、ダウンロードしイントーラーファイルを起動します。

 

次のようなセットアップ画面が表示されますので「Next」ボタンを押すと、

Code Connectionのインストール画面表示

 

インストールが開始されます。

Code Connectionのインストール中画面

 

インストールが完了し、デスクトップに「Code Connection for Minecraft」というアイコンが作られていればOKとなります。

Code Connection for Minecraftアイコン

 

 

れんた
次はマインクラフト側の設定になります。

 

注意ポイント

2022年4月追記:マインクラフトは、通常版ではなく教育版(Education Edition)が必要となりました。(※教育版は個人の方でもライセンス購入可能)

 

マインクラフトを起動して「遊ぶ」ボタンをクリックし、

マイクラトップ画面

 

「新しく作る」ボタンをクリックして新規にワールドを作成します。

マイクラで新しくワールドを作るを選択

 

次に、「ゲーム設定」画面にて、ゲームモードを「クリエイティブ」に変更し、

マイクラのゲーム設定でクリエイティブモードに変更する

 

その下のほうにある「チートの実行」を有効化(バーを右端にセットします)しましたら、ゲームサムネイル下の「作る」ボタンをクリックします。

マイクラのゲーム設定でチートの実行を有効化する

 

チートとは?

コマンドによりマインクラフトの世界を操作できる機能です。

 

ワールドが作成できログインできましたら、キーボードの「T」キーを押して次のようなチャット画面を開いて一旦マイクラから離れます。

マイクラでチャットを開く

 

 

次に、先ほど導入した「Code Connection」のデスクトップアイコンをダブルクリックして起動します。次のような画面が表示されると思いますので、赤枠をクリックして表示されているコマンド("/connect .....")をコピーします。

Code Connectionでコマンドを表示

 

そして、もう一度マイクラの画面に戻りまして、チャット欄にカーソルをあてて、キーボードで「Ctrl+V」キーを押してコピーしたコマンドを貼り付けて「Enter」キーを押します。

チャットコマンド領域にコマンドを貼り付ける

 

次の画面のように「サーバーへの接続が確立しました」とメッセージ表示されれば、Code Connectionアプリとの接続が完了したことになります。

Code Connectionとマイクラとの接続が確立

 

 

すると、Code Connectionの画面が次のようなエディター選択画面になりますので、「MakeCode」を選択します。

Code Connectionで使用するエディターを選択

 

次のような画面になりましたらプログラミングするための準備が整いました。とりあえず、お疲れ様でした。(^-^)

Code Connection起動画面

 

れんた
それでは次の章では導入したMakeCodeを使ったマイクラプログラミングのさわりをちょっとだけ紹介したいと思います。

 

 

MakeCodeでマイクラプログラミングにチャレンジしてみよう!

 

れんた
それでは、MakeCodeを使ったマイクラプログラミングのやり方の一例を紹介させてもらいます。

 

今回は、「石ブロックで階段を作るプログラム」を作成してみたいと思います。

 

まずは、先ほど起動しました、Code Connection画面にて「新しいプロジェクト」をクリックし、

Code Connection画面で新しいプロジェクトを作成する

 

プロジェクトに名前を付けて「作成」ボタンをクリックします。

Code Connectionでプロジェクトに名前をつける

 

次の画面が実際にプログラミングを作成していく画面(ビジュアルプログラミングモード)となります。

画面左端の領域から命令ブロックを選び、それをプログラミング領域で組み合わせてプログラムを作成していくことになります。

Code Connectionのプログラミング画面

 

 

れんた
今回は「石ブロックで階段を作るプログラム」を作るため、具体的には次のような命令を実現していきたいと思います。

 

「チャットコマンドに"run"と入力されたら、X座標とY座標を1座標ずつずらしながら石ブロックを置く操作を20回繰り返す」

 

それでは始めましょう!まずは、X座標、Y座標、Z座標の値を入れる変数(箱)を作っておきます。

次のように画面左端の変数領域をクリックし「変数を追加する」ボタンをクリックします。

Code Connectionで石ブロックの階段を作る過程

 

そして、作成する変数に名前をつけます。

Code Connectionで石ブロックの階段を作る過程

 

この変数を追加する操作を3回(X座標、Y座標、Z座標分)実施すると、変数領域に作成した変数が追加され、プログラムで使用可能となります。

Code Connectionで石ブロックの階段を作る過程

 

次に、変数領域から【変数〇を△にする】命令を持ってきて、値を次の図のように変更します。(「X座標、Y座標、Z座標の変数を0で初期化」しておきます。)

Code Connectionで石ブロックの階段を作る過程

 

次に、ループ領域から【くりかえし〇回】命令を持ってきて、値を次の図のように変更します。(「~操作を20回繰り返す」の部分の処理となります。)

Code Connectionで石ブロックの階段を作る過程

 

次に、変数領域から【変数〇を△だけ増やす】命令を持ってきて、値を次の図のように変更します。(「X座標とY座標を1座標ずつずらしながら~」の部分の処理になります。)

Code Connectionで石ブロックの階段を作る過程

 

最後、ブロック領域から【ブロック〇を△座標、◇座標、□座標の地点に置く】命令を持ってきて、値を次の図のように変更します。(「~石ブロックを置く~」の部分の処理になります。)

Code Connectionで石ブロックの階段を作る過程

 

出来上がったプログラムは次のようになります。それでは作成したプログラムを実行してみましょう。画面右下の「▶」ボタンをクリックしてください。

Code Connectionで作ったプログラムを実行する

 

次にマイクラの画面に戻りまして、チャットコマンド欄に「run」と入力し「Enter」キーを押してください。

 

次のような感じで、自分で作ったプログラム通りに石ブロックで20段の階段を作ってくれました。パチパチパチ。👏

 

ちなみに、画面上部にあるタブを切り替えるだけで、JavaScriptやPythonで書かれたコードに切り替えることができるんです。今回組み合わせたブロックで作ったコードが、JavaScriptやPythonではどのように記述されるのか見ることができます。もちろん、最初からJavaScriptやPythonで記述することも可能ですよ。

 

このように、MakeCodeを使ってマイクラの世界で色々な建築物を作ることができ、低学年のお子様でも楽しみながらプログラミングを学べちゃうんです。その他にも色々な命令ブロックを用意されていますので、ぜひお子様とチャレンジしてくださいね!

 

れんた
ちなみに、次の章で『もっと本格的にマイクラでプログラミングを学ばせたい!』といった方向けにおすすめのプログラミングスクールを紹介させてもらいます。ぜひ最後までご覧くださいね。

 

 

もっとマイクラでプログラミングを学ばせたい場合は?

 

今回、MakeCodeを使ったマイクラプログラミングに挑戦してもらいましたが、

  • MakeCodeに関する解説書やWebサイトはあまり多くない
  • 低学年のお子様が自主学習していくにはモチベーションが保てない

といった面もあります。

 

そこで、「先生に課題やアドバイスをもらいながらマイクラプログラミングを学びたい(学ばせたい)!」と考えるお子様(ご両親様)には、マイクラを使ったオンラインプログラミングスクールの「D-SCHOOL」をおすすめしています!

 

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我が家の息子2人(小学生2年生、小学生5年生)はマイクラをニンテンドースイッチで楽しんでいたので、D-SCHOOLオンラインのマイクラプログラミング「マイクラッチ」コースを受講させたところ、どっぷりハマりました。(次の写真は受講中の様子です。)

D-SCHOOL受講中

 

せっかくの情熱が冷めてしまわぬように、親が後押ししてあげれると良いですね。

以上で今回の記事は終了となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、MakeCode(メイクコード)を使ったマイクラプログラミングについて紹介させてもらいました。

マインクラフトと連携できるMakeCodeを無償提供してくれているマイクロソフト社には感謝ですね。(^-^)/

これを機会により本格的にプログラミングを学ばせたいと思われた方は、先ほど紹介させてもらいました、マイクラを使ったオンラインプログラミングスクールの「D-SCHOOL」がおすすめとなりますので、ぜひ検討してみてくださいね。(私の息子2人も受講しており、「プログラミングのある生活」を楽しんでいますよ。)

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