Half-Life 2: Deathmatchでマルチプレイ

【Steam版 Half-Life 2: Deathmatch】マルチプレイサーバーをConoHa VPSで立てる手順を解説!

2023年1月13日

 

Half-Life 2(ハーフライフ 2)は、ゲーム史において多大な影響を与えた作品として知られるファーストパーソンシューティングゲームです。このHalf-Life 2のネットワーク対戦版が「Half-Life 2: Deathmatch(ハーフライフ2 デスマッチ)」となります。

2004年の発売開始から長い年月が経ちますが、(今なお)世界中の根強いファンにプレイされているタイトルとなっています。

Half-Life 2: Deathmatchのゲームシーン

 

次の動画を見てもらえれば、Half-Life 2: Deathmatchの魅力がよくわかると思います。

 

このHalf-Life 2: Deathmatchは一人でも十分楽しめますが、友達同士で同じワールド上で一緒にプレイする(マルチプレイする)ことでより一層楽しむことができるんです。(一人だと心細いけど仲間と一緒なら心強いですよね。笑)

Half-Life 2: Deathmatchのマルチプレイイメージ

 

そこで今回は、管理人おススメのレンタルサーバーであるConoHa VPS上にHalf-Life 2: Deathmatch用サーバーを構築して離れた友達とマルチプレイするための環境を作ってみたいと思います!(^-^)/

 

れんた
本記事では以下の順でなるべく分かりやすく解説していきたいと思います。最後までご覧ください。

 

 

ConoHaサーバーのアカウントを作成する

 

れんた
それではConoHaアカウントを作成していきたいと思います。(※アカウントの作成は無料となります。)

 

まずは次のキャンペーン画像からConoHaのサイトにアクセスし、「今すぐお申し込み」にてアカウント作成を開始します。

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次のようなアカウント作成画面になりますので、アカウント情報を入力してください。(*必須と書いてあるところだけでOKです。)

ConoHa VPS アカウント情報を入力

 

氏名生年月日住所(国、郵便番号、都道府県、市区、町村番号)、メールアドレスパスワード(英大文字と英小文字ならびに数字を最低1文字以上ずつ混在させた9文字以上70文字以内の文字列)を入力後、「次へ」ボタンを押してください。

 

アカウント情報の入力が完了すると次は本人確認となります。本人確認の方法は、電話認証」SMS認証」を選べます。

ちょっと補足

SMSとは「ショートメッセージサービス」の略で、電話番号宛てにチャット形式でメッセージのやり取りができるサービスのことです。

 

今回はSMS認証の場合で説明していきたいと思います。

ConoHa VPS サービス申し込み時の電話/SMS認証

 

まずは「電話番号欄」にお持ちの携帯電話(スマホ)の電話番号を入力し、「SMS認証」ボタンをクリックするとショートメッセージサービスで4桁の認証コードが携帯電話に届きます。次のような感じですね。

SMS認証のためのConoHa認証コード

 

そして届いた4桁の数字を(下の図の)認証コード欄に入力し、「送信」ボタンを押して認証が完了すれば本人確認完了となります。

ConoHa VPS サービス申し込み時のSMS認証コードを入力

 

ここまではノンストップでいけますよね。(^-^) 次はお支払い方法の選択となります!

ちなみに

ちなみに、次のお支払い方法を選択しても、お試し期間の10日間以内の利用でしたら費用引き落としはされませんのでご安心を!

 

お支払いは次の3種類から選ぶことになります。

  • クレジットカード払い
  • ConoHaチャージ
  • ConoHaカード

ちょっと補足

ConoHaチャージとは、事前にコンビニ、銀行、クレジットカードなどで入金(チャージ)する支払い方法。

ConoHaカードとは、ConoHaショップやAmazonで購入したプリペイドカードをConoHa管理画面で登録する支払い方法。

ConoHaカード

 

今回は、代表的な支払い方法である「クレジットカード払い」を選択した場合で説明します。

ConoHa VPS 申し込み時のクレジットカード情報を入力

 

クレジットカードの名義カード番号有効期限セキュリティーコード(※クレジットカード裏面のサインパネル右上に印字されている7桁の数字のうち下3桁)を入力後、「次へ」ボタンを押してください。

クレジットカードのセキュリティーコード

 

無事支払い方法の登録が終われば、アカウント作成は完了となります。

 

 

ConoHaサーバーを作成する

 

れんた
それでは作成したアカウントでConoHaサーバーを作成していきましょう。

 

ConoHaのコントロールパネルにログイン後、「VPS」タブを選び、左サイドメニュー一番下にある「バージョン切替」メニューにて旧バージョン(Ver.2.0)の管理画面に切り替えておきます。

次に、左サイドメニューの「サーバー追加」を選択すると、

コントロールパネルでサーバーを追加する

 

次のような「サーバー申し込み画面」が表示されるので、サービス「VPS」料金タイプ「通常料金(最初はこちらがおすすめ)プラン「2GBプラン」イメージタイプ「CentOS(Steam9(64bit))」を選びます。

そして、rootパスワードを入力して、右側の「追加ボタン」をクリックしてサーバー追加完了となります。(約10秒くらいでサーバーの追加処理が完了します。)

サーバーの詳細情報を入力

VPSの料金タイプについて

  • 通常料金は、スポット利用におすすめのプラン。1時間毎の料金制で使った分だけの支払いとなります。1ヶ月利用した場合でも月額料金を超えて支払いは発生しないので安心です。
  • VPS割引きっぷSSLセットは、ウェブサイト運用のためのSSLがセットになった1カ月以上の利用におすすめのプラン。契約期間が長いほど割引率がアップし、期間は1カ月/3カ月/6カ月/12カ月/24カ月/36カ月から選択できます。
  • VPS割引きっぷシンプルは、1カ月以上の利用におすすめのプラン。契約期間が長いほど割引率がアップし、期間は1カ月/3カ月/6カ月/12カ月/24カ月/36カ月から選択できます。

 

無事サーバーの追加ができたところで、割り振られたサーバーの『IPアドレス』を確認しておきたいと思います。

左サイドメニューの「サーバー」を選んだ後に、サーバーリストに今回追加したサーバーが表示されると思いますので「ネームタグ」を選択します。

サーバーリストでネームタグを選択

 

そして、その画面に「IPアドレス」という項目がありますので、この数字をどこかにメモしておきましょう。

ConoHaサーバーのIPアドレスを確認

 

れんた
次は、今回作成したサーバーでHalf-Life 2: Deathmatch用マルチプレイサーバーを構築していきたいと思います。

 

 

Half-Life 2: Deathmatch用マルチプレイサーバーを構築する

 

れんた
まずは、ConoHaサーバーにHalf-Life 2: Deathmatch用サーバープログラムを導入していきます。

 

ConoHaのコントロールパネル画面にある「コンソールアイコン」をクリックしてコンソール画面を起動します。その際、ログインIDは"root"、パスワードは先ほど決めた文字列となります。(※Tera TermなどのアプリログインしてもOKです。)

コントロールパネル画面にてコンソールを起動する

 

コンソール画面が起動しましたら、Half-Life 2: Deathmatch用サーバープログラムを導入するために必要となるSteamCMDというプログラムをダウンロードして実行します。

 

次に、起動したSteamモード上で匿名ユーザ(anonymous)としてログインし、Half-Life 2: Deathmatch用サーバープログラムをインストールします。無事インストールできましたらSteamCMDを終了します。(※force_install_dir実行後に「Please use force_install_dir before logon!」と表示されるかもしれませんが、無視してもらってOKです。)

はてな

※app_updateで指定した「232370」はSteamで管理されているHalf-Life 2: Deathmatch用サーバプログラムのIDを示しています。

 

れんた
そして、Half-Life 2: Deathmatch用サーバーのファイアウォールのポート開放とサーバー設定ファイルの作成を行い、Half-Life 2: Deathmatch用サーバーを起動していきます。

初期状態ではHalf-Life 2: Deathmatch用サーバーへのアクセスはファイアウォールでブロックされていますので、パソコンからアクセスできるようにファイアウォールのポートを開放しておきます。(※Half-Life 2: Deathmatchでは、TCPの27021番ポートUDPの27000-27030番ポートを開放しておく必要があります。)

 

次にサーバー設定を行うため、/opt/hl2dm_server/hl2mp/cfgフォルダserver.cfgファイルを作成し、(最低限)以下のサーバー設定情報を記述しておきます。

hostname "xxxxxxxxxx"             // ホスト名(xxxxxxxxはお好きな文字列)
sv_password "xxxxxxxxxx"      // パスワード(xxxxxxxxxxはお好きな文字列)

 

参考

サーバー設定ファイルに記述できるパラメーターなどの各種情報はHL2 Deathmatch Dedicated Server Guideをご確認ください。

 

最後、Half-Life 2: Deathmatch用サーバーをインストールしたディレクトリに移動し、Half-Life 2: Deathmatch用サーバーを起動させます。

 

その後、コンソール上の起動メッセージ表示が止まり重大なエラーが表示されていなければサーバー起動OKとなります。

以上でサーバー側の準備は完了となりますので、次はいよいよパソコンから接続していくことになります。

 

マルチプレイできるか試してみる

 

れんた
それではいよいよ構築したHalf-Life 2: Deathmatch用サーバーに接続して友達とマルチプレイできるか確認していきます。

 

まずはHalf-Life 2: Deathmatchアプリを起動し、起動画面にて「サーバー検索メニューを選択します。

起動画面にてサーバー検索を選択

 

そして次の画面にて、先ほど構築したサーバーを(サーバー名を手掛かりに)探し、見つかったら選択し「接続」ボタンを押下します。

サーバーが見つかったら選択し接続

 

次のようにゲームセッションにログインできれば成功となります。お疲れさまでした。(※友達にサーバー名パスワードを伝え、同様の手順でサーバーに接続してもらってください。)

Half-Life 2: Deathmatch用サーバーにログイン完了

 

注意ポイント

友達とマルチプレイしていてレスポンスが遅い場合は、ConoHaのメモリプランをグレードアップするなどトライしてみてください。

 

ちょっと長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ゲーム史において多大な影響を与えた作品として知られるFPSゲーム「Half-Life 2: Deathmatch」を離れた友達とマルチプレイするためのConoHaサーバー構築手順を説明しました。

本ブログ記事を元にトライしてもらった方は感じてもらえたと思いますが、ConoHa VPSを使えば比較的簡単にHalf-Life 2: Deathmatchでマルチプレイできる環境が作れちゃいます。

手に汗握るリアルシューティング体験を通じ、友達や家族との絆を深めていってくださいね!(^^)/

 

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