Terraria(テラリア)は探索・建築・クラフト・戦闘を楽しめる人気の2Dアドベンチャーゲームです。マイクラを2Dにしたゲームと評されることもありますが、2Dならではのカジュアルさに加え、戦闘のウェイトが高い(戦闘を強化する装備探しをしながら、たくさんのボスに挑んでいく)というところに特徴があります。
発売されてかなり経ちますが今でもトップ10にランクインするほど人気で、一旦ハマるとやめ時がわからなくなるほど熱中する人もいるほどです。
【参考】『テラリア』発売9年目にしてかつてない人気、一時は同時接続ユーザー約50万人に。
このテラリアは一人でも十分楽しめますが、友達同士で同じワールド上で一緒にプレイする(マルチプレイする)ことでより一層楽しむことができるんです。

ConoHa VPSとは?

ConoHa VPSを使うことで、複数人が同じワールド上で(テラリアを)マルチプレイするために必要となるサーバーを簡単に構築することができます。
どのあたりが「簡単」かですが、ConoHa VPSではテラリア用のテンプレートイメージを提供していますので、数クリックで簡単にサーバーを構築することができちゃいます。(※私が現在把握している限りでは、テラリア用のテンプレートイメージを提供してくれているVPSはConoHaさんだけですね。)
ちなみに、テンプレートイメージを用意してくれていないVPSを選ぶと、コンソール画面(いわゆる黒画面)でコマンドを入力してサーバーを構築する必要があります。テラリア用のサーバーをダウンロードしてインストールしたり、設定ファイルを編集したり、ポートを開放したり、、、と、慣れていない方だと結構大変だったりします。

ConoHa VPSでは、次の表のようにメモリサイズ毎にプランが用意されており、メモリサイズが大きいほどサーバースペック(メモリ、CPU、SSD)が高い設定となります。
赤枠がテラリア対応のプランとなっており、512MBのプランでは対応しておりませんのでご注意を。

ConoHaアカウントの作成方法

まずは下記画像をクリックし、アカウント作成画面を開いてください。
次のようなアカウント作成画面になりますので、アカウント情報を入力します。(必須と書いてあるところだけでOKです)

❶に氏名、❷に生年月日、❸に住所(国、郵便番号、都道府県、市区、町村番号)、❹にメールアドレス、❺にパスワード(英大文字と英小文字ならびに数字を最低1文字以上ずつ混在させた9文字以上70文字以内の文字列)を入力後、「次へ」を押してください。
アカウント情報の入力が完了すると次は本人確認となります。
本人確認の方法は、「電話認証」か「SMS認証」を選べます。
SMSとは?
SMSとは「ショートメッセージサービス」の略で、電話番号宛てにチャット形式でメッセージのやり取りができるサービスのことです。
今回はSMS認証の場合で説明していきたいと思います。

まずは「電話番号欄」にお持ちの携帯電話(スマホ)の電話番号を入力し、「SMS認証」ボタンをクリックするとショートメッセージサービスで4桁のConoHa認証コードが携帯電話にすぐに届きます。次のような感じですね。
そして届いた4桁の数字を(下の図の)認証コード欄に入力し、「送信」ボタンを押して認証が完了すれば本人確認完了となります。

ここまではノンストップでいけますよね。(^-^) 次はお支払い方法の選択となります!
ちなみに
ちなみに、次のお支払い方法を選択しても、お試し期間の10日間以内の利用でしたら費用引き落としはされませんのでご安心を!
お支払いは次の3種類から選ぶことになります。
- クレジットカード払い
- ConoHaチャージ
- ConoHaカード
ConoHaチャージとは、事前にチャージを入金してサービスの利用が可能となる、前払いタイプの支払い方法です。入金手段はコンビニ、銀行、クレジットカードなどで支払いできます。
ConoHaカードとは、カードに記載のクーポンコードをコントロールパネル画面で入力するだけで、購入金額分をサービス料金の支払いに利用できるプリペイドカードのことです。ConoHaのウェブサイトやAmazonなどで購入可能となっております。(次のようなカードになります。)
今回は、代表的な支払い方法である「クレジットカード払い」を選択した場合で説明していきます。

❶にクレジットカードの名義、❷にクレジットカード番号、❸に有効期限、❹にセキュリティーコード(次の図で示すクレジットカード裏面のサインパネル右上に印字されている7桁の数字のうち下3桁)を入力後、「次へ」ボタンを押してください。
無事確認が終われば支払い方法の選択が完了となります。アカウント作成お疲れ様でした。
マルチプレイサーバーの作成方法

まずはConoHaコントロールパネルへアクセスし、(アカウント作成時に登録した)メールアドレスとパスワードを使ってログインし、「VPS」タブを選択し「サーバー追加」メニューをクリックします。

次にサービスで「VPS」を選び、「1GB」「2GB」「4GB」「8GB」プランからどれか一つを選択することになります。(私のおススメは、2GBプランとなります。ちなみに、512MBプランではテラリアサーバーを作成できませんのでご注意を。)

そして、イメージタイプの「アプリケーション」で「他のアプリケーションを見る」から「テラリア」を選択し、rootパスワードを入力後、画面右の「追加」ボタンを押下します。なんとこれでサーバーの作成は完了なんです。


コントロールパネル左メニューの「サーバー」メニューをクリックすると、サーバーリスト画面に先ほど作成したサーバーが表示されますので「ネームタグ(vps-xxxxx)」をクリックします。

そして、「ネットワーク情報」項目にある「IPアドレス」がサーバーのIPアドレスになりますのでメモ用紙にでも書いておきましょう。


マルチプレイを試してみよう!

※お持ちのパソコンにPC版のテラリスアプリが入っていない方はSteamなどで購入してインストールしてくださいね。
まずはテラリアアプリを起動し、「Multiplayer」をクリックします。

次に、「Join via IP」をクリック後、

マルチプレイで利用するプレイヤーを選択します。

そして、ConoHaサーバー作成時にメモ書きした「サーバーのIPアドレス」を打ち込み、「Accept」をクリックします。

次のポート番号の入力画面にて「7777」と表示されていることを確認し、「Accept」をクリックするとサーバーへの接続が開始されます。

次の画面のように、無事ログインできればOKとなります。

そして友達にConoHaの「サーバーのIPアドレス」と「ポート番号」を伝え、同じようにサーバーに接続してもらいましょう。無事接続できれば次の画面のように同じワールドにログインできると思います!

無事マルチプレイできるようになりましたでしょうか!?
ちなみに、自動生成されるワールドの初期設定は次のようになっています。
設定項目 | 値 | 補足 |
ワールドのサイズ | large | small、medium、largeが設定可能 |
難易度 | normal | normal、expertが設定可能 |
最大同時接続プレイヤー数 | 8 | 1-256の範囲で設定可能 |

まずはサーバーのコントロールパネル画面にて、コンソールアイコンをクリックしてコンソール画面を起動します。その際、ログインIDはroot、パスワードはサーバー作成時に決めた文字列となります。(※Tera TermなどのアプリログインしてもOKです。)

そして、下記コマンドを実行してワールドの初期設定を決めていきます。(質問に答えていく感じになります。)
# cd /opt/terraria # ./world_rebuild.sh
「WORLD SIZE(ワールドのサイズ)」、「DIFFICULTY(難易度)」、「MAX PLAYERS(最大同時接続プレイヤー数)」の順に設定値を決め、最後問題なければ「y」を入力するとワールドの作成が始まります。(※ワールドのサイズが大きいほど生成に時間がかかります。)

以上で今回の記事は終了となります。お疲れ様でした!(^^)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、大人気2Dアドベンチャーゲーム『テラリアPC版』を離れた友達とマルチプレイするためのConoHaサーバー構築手順を解説しました。
本ブログ記事を元にトライいただいた方には感じてもらえたと思いますが、ConoHa VPSを使えば本当に簡単(数クリック)にテラリアでマルチプレイできる環境が作れちゃうんです。驚きですよねぇ。
コロナウィルスの問題でなかなか外出ができない今(2021年1月時点)、探索・建築・クラフト・戦闘を楽しめる「テラリア」でぜひ友達や家族と絆を深めていってくださいね!(^^)/