Space Engineers(スペースエンジニアーズ)は、宇宙で宇宙船を作ったり、作った宇宙船を操縦してバトルできるサンドボックス型の宇宙系クラフトゲームです。
また、資源を採掘するところからチャレンジできるモードも用意されているこだわりようで宇宙好きにはたまらないゲームとなっています。
次の動画を見てもらえれば、Space Engineersの魅力がよくわかると思います。
このSpace Engineersは一人でも十分楽しめますが、友達同士で同じワールド上で一緒にプレイする(マルチプレイする)ことでより一層楽しむことができるんです。(一人だと心細いけど仲間と一緒なら心強いですよね。笑)
そこで今回は、管理人おススメのレンタルサーバーであるXServer VPS上にSpace Engineers用サーバーを構築して離れた友達とマルチプレイするための環境を作ってみたいと思います!(^-^)/

XServer VPS for Windows Serverとは?

XServer VPS for Windows Serverを使うことで、複数人が同じワールド上で(Space Engineersを)マルチプレイするためのサーバーを構築できます。
XServer VPS for Windows Serverでは、サーバー構築に必要となる管理画面やサーバー運用に必要となる環境を提供してくれています。プレイしたいゲームのサーバープログラムをダウンロードして設定する作業は必要となりますが、サーバー構築が初めての方でも比較的簡単に構築することができちゃいます。

性能面では、他社のVPSよりCPU処理性能が速く、高負荷化がかかりやすいゲーム用サーバーにとっては魅力的なポイントとなっています。

XServer VPS for Windows Server 公式サイトより
また、料金面においては次の表のようにサーバースペック毎にプランが用意されており、それぞれ比較的お手軽な価格設定になっています。また、最短1カ月から契約できるのも嬉しい点となります。

XServer VPS for Windows Server公式サイトより

XServerのアカウント作成

まずは次のキャンペーン画像から XServer VPS for Windows Server のサイトにアクセスします。
サイトが表示されたら画面右上の「お申し込み」をクリックします。
今回は初めての申し込みを想定し、左側の「すぐにスタート!新規お申込み」をクリックします。
次に、アカウント作成の申し込みフォームが表示されますので、お客様(あなた)の情報を入力していきます。
まずは、メールアドレスとパスワードを入力し、登録区分にて「個人」を選択してください。(※パスワードはXServerの管理画面にログインする際に必要となります。)
続いて、登録者の情報(名前、住所、電話番号)を入力し、利用規約と個人情報取り扱いについて内容を確認後「次へ進む」をクリックします。
すぐに、前画面で入力したメールアドレスに確認コードが届きますので、メール本文に書かれているコードを入力します。
申込内容の確認画面が表示されますので、登録情報を確認し問題なければ「電話認証へ進む」をクリックします。
次は、本人認証のための電話認証となります。認証に使用する電話番号を入力し、「認証コードを取得する」をクリックします。
すぐに入力した電話番号に自動音声で着信がありますので、自動音声から聞いた認証コードを入力します。入力したら「認証してサーバー申し込みに進む」をクリックします。
無事認証が通ればアカウント作成は完了となり、次はVPSサーバーの申し込みとなります。
VPSサーバーの申し込み

VPSの申し込みの画面が表示されたら必要事項を入力していきます。
「サーバー名」にはサーバーを識別しやすい任意の文字列を入力してください。
続く、「プラン」ではサーバースペックを選択します。サーバースペックを上げるとレンタル料も高額になってきます。Space Engineersで遊ぶためには「メモリ4GB」プラン以上をおすすめします。
「サーバーの契約期間」はサーバーをレンタルしたい期間を設定します。XServer VPS for Windows Serverでは最短は1カ月からとなっております。始めから長い期間で申し込んだほうが料金も安くなりますが、心配な方は1カ月からスタートでも問題ないです。続けて使用したい場合は延長することができますので。
続いて「イメージタイプ」のOSの項目で「Windows Server for Remote Desktop」を選択します。バージョンは特に使用したいものがなければそのまま(最新バージョン)で問題ありません。
そしてその下にある「ライセンス」にてリモートデスクトップSALを1個追加しておきます。
「Administratorパスワード」はサーバー管理画面にログインするために使用するパスワードを設定します。このパスワードもどこかにメモしておいてください。
「リモートデスクトップ接続」を利用するにチェックを入れ、最後に、「XServer VPS利用規約」と「個人情報の取り扱いについて」の内容を確認しチェックを入れたら、「お申込内容を確認する」をクリックします。
VPSサーバーの申込内容の確認画面が表示されますので、内容に間違いがなければ「お支払いへ進む」をクリックします。
次に、「お支払い方法の選択」の項目で支払方法を選択します。今回はクレジットカードを使用した例で解説します。
支払いに使用したいクレジットカード情報を入力し、「確認画面へ進む」をクリックします。
クレジットカードの確認画面が表示されますので、確認後に「支払いをする」をクリックします。クレジットカードの支払い完了画面が表示されたら、サーバー契約完了です。
無事登録が終われば、VPSサーバーの申し込みが完了となります。お疲れさまでした。(^_^)/
作成したVPSサーバーの接続情報確認

それではレンタルしたサーバーのIPアドレスを確認します。XServerの管理画面から先ほどレンタルしたサーバー名の「VPS管理」をクリックします。
選択したサーバーの情報が表示されますので、IPアドレス項目に表示されている「xxx.xxx.xxx.xxx(xは数字)」がサーバーのIPアドレスですのでパソコンのメモ帳やメモ用紙にでも書いておきましょう。(※ちなみに、IPアドレスの横にあるアイコンをクリックすると、クリップボードにコピーされますので便利ですよ。)
次にサーバーにアクセスするためにパケットフィルター設定をオフしておきます(別途ゲーム用サーバーへの接続のみ許すように後ほど設定します。)
VPSパネルのメニューにある「パケットフィルター設定」を選択します。
そして、パケットフィルター設定を「OFF」しておきます。
次に作成したサーバー上にSpace Engineers用マルチプレイサーバーを構築していきたいと思います。
作成したVPSサーバーにてゲームサーバーを構築
Space Engineers用サーバープログラムのインストール

まずは、サーバーに接続するために「リモートデスクトップ接続アプリ」を起動します。(※こちらのアプリでサーバーに接続するには先ほどのリモートデスクトップ SALが必要となります。)
次のようなポップアップ画面が表示されますので、(先ほどメモした)XServerのIPアドレスを入力し「接続」ボタンをクリックします。
次のような認証画面が表示されますので、「その他」をクリック後「別のアカウントを使用する」をクリックします。
そして、ユーザーID(Administrator)とパスワード(サーバー作成時に決めた文字列)を入力して「OK」ボタンをクリックします。

まずはWebブラウザを起動し、次のURLを(ブラウザの)アドレス欄にコピペしSteamCMDをダウンロードします。
https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd.zip
ダウンロードしたSteamCMDをダブルクリックしてコンソール画面を起動します。
黒色のコンソール画面が起動できましたら、起動したSteamモード上で匿名ユーザ(anonymous)としてログインし、Space Engineers用サーバープログラムをインストールします。無事インストールできましたらSteamCMDを終了します。(※force_install_dir実行後に「Please use force_install_dir before logon!」と表示されるかもしれませんが、無視してもらってOKです。)
1 2 3 4 | Steam > login anonymous Steam > force_install_dir "C:\se_server" Steam > app_update 298740 validate Steam > exit |
はてな
※app_updateで指定した「298740」はSteamで管理されているSpace Engineers用サーバプログラムのIDを示しています。
これでSpace Engineers用サーバープログラムは、"C:\se_server"のフォルダにインストールされました。
あとは、Space Engineers用サーバーの起動に必要となるVisual C++ Redistributable 2013と2015-2022をインストールしておく必要があります。
こちらのサイトにアクセスし、X64用のEXEファイルをそれぞれダウンロードしてインストールしてください。
ファイアウォールのポート開放

初期状態ではSpace Engineers用サーバーへのアクセスはファイアウォールでブロックされていますので、パソコンからアクセスできるようにファイアウォールのポートを開放しておきます。Space Engineersでは、UDPの27016番ポートを開放しておく必要があります。
まずは、ファイアウォール設定画面(Windows Defender ファイアウォール)を起動し、左メニューにある「詳細設定」をクリックします。
次に、「受信の規則」をクリック後、「新しい規則」をクリックします。
次の規則の種類の設定画面にて、「ポート」を選択し、
プロトコルおよびポートの設定画面にて、許可するプロトコル(UDP)を選択します。そして、「特定のローカルポート」を選択後、その隣の入力欄に許可するポート番号(27016)を入力します。
次の操作の設定画面で、「接続を許可する」を選択し、
次のプロファイルの設定画面はそのままでOKで、
最後に規則の名前をつけて設定完了となります。
Space Engineers用サーバーの起動確認

まずは、"C:\se_server\DedicatedServer64"に移動し、SpaceEngineersDedicated.exeをダブルクリックしSpace Engineers用サーバーマネージャーを起動します。
次のようなサーバーマネージャー画面が起動すると思いますので、「Local/Console」を選択後、画面下部にある「Continue to server configuration」ボタンをクリックします。
次のServer Settingsタブ画面にて「New Game」を選択後、Generalタブにある「Listen IP(サーバー作成時に割り振られたIPアドレス)」、「Server Name(お好きなサーバー名)」、「Password(お好きなサーバーパスワード)」を入力し、「Save & Start」ボタンをクリックします。
少し待って、コンソール画面上に「Game ready...」と表示されればサーバー起動OKとなります。
参考
その他、設定できるサーバーパラメータ情報はDedicated Servers - Space Engineers Wikiのサイトをご確認ください。
以上でサーバー側の準備は完了となりますので、次はいよいよパソコンから接続していくことになります。
マルチプレイを試してみよう!

まずはSpace Engineersアプリを起動し、ウィンドウ左側にある「Join Game」を選択します。
次に、Join Game画面の画面下にある「Direct Connect」ボタンをクリックします。
そして、サーバー作成時にメモしましたサーバーのIPアドレス(例:1.2.3.4)とポート番号(27016)をテキスト領域に入力し、「Connect」ボタンをクリックして接続を開始します。(入力例:1.2.3.4:27016)
パスワードを入力し、しばらく待って次の画面のようにサーバーにログインできれば成功となります。お疲れ様でした。
あとは、友達にサーバーのIPアドレス、ポート番号、パスワードを伝え、同様の手順でサーバーに接続してもらうと一緒にプレイできるようになると思います。

注意ポイント
友達とマルチプレイしていてレスポンスが遅い場合は、XServerのメモリプランをグレードアップするなどトライしてみてください。
ちょっと長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、宇宙で宇宙船を作ったり、作った宇宙船を操縦してバトルできるサンドボックス型の宇宙系クラフトゲーム「Space Engineers」を離れた友達とマルチプレイするためのサーバー構築手順を説明しました。
本ブログ記事を元にトライしてもらった方は感じてもらえたと思いますが、XServer VPSを使えば比較的簡単にSpace Engineersでマルチプレイできる環境が作れちゃいます。
ぜひ、現実ではなかなか体験できない宇宙空間にて、友達や家族との協力プレイを通じて絆を深めていってくださいね!(^^)/

オススメ記事自分専用サーバーでマルチプレイできるおすすめの宇宙系ゲームを紹介! つづきを見る
【Steam】専用サーバーでマルチプレイできる宇宙系ゲームをおすすめ紹介!