Mindustry(ミンダストリー)は、2Dドットで楽しめる工場建設シミュレーションとタワーディフェンスを掛け合わせた新感覚ゲームです。
スマホアプリとしてリリースされた本ゲームは、その人気の高さから2019年にはSteamでも配信開始されました。今でも多くのゲーマーにプレイされており、ハマると抜けられなくなるほど中毒性のあるのも特徴です。w
次の動画を見てもらえれば、Mindustryの魅力がよくわかると思います。
このMindustryは一人でも十分楽しめますが、友達同士で同じワールド上で一緒にプレイする(マルチプレイする)ことでより一層楽しむことができるんです。
そこで今回は、管理人おススメのレンタルサーバーであるConoHa VPS上にMindustry用サーバーを構築して離れた友達とマルチプレイするための環境を作ってみたいと思います!(^-^)/
ConoHaサーバーのアカウントを作成する
まずは次のキャンペーン画像からConoHaのサイトにアクセスし、「今すぐお申し込み」にてアカウント作成を開始します。
次のようなアカウント作成画面になりますので、アカウント情報を入力してください。(*必須と書いてあるところだけでOKです。)
❶に氏名、❷に生年月日、❸に住所(国、郵便番号、都道府県、市区、町村番号)、❹にメールアドレス、❺にパスワード(英大文字と英小文字ならびに数字を最低1文字以上ずつ混在させた9文字以上70文字以内の文字列)を入力後、「次へ」ボタンを押してください。
アカウント情報の入力が完了すると次は本人確認となります。本人確認の方法は、「電話認証」か「SMS認証」を選べます。
ちょっと補足
SMSとは「ショートメッセージサービス」の略で、電話番号宛てにチャット形式でメッセージのやり取りができるサービスのことです。
今回はSMS認証の場合で説明していきたいと思います。
まずは「電話番号欄」にお持ちの携帯電話(スマホ)の電話番号を入力し、「SMS認証」ボタンをクリックするとショートメッセージサービスで4桁の認証コードが携帯電話に届きます。次のような感じですね。
そして届いた4桁の数字を(下の図の)認証コード欄に入力し、「送信」ボタンを押して認証が完了すれば本人確認完了となります。
ここまではノンストップでいけますよね。(^-^) 次はお支払い方法の選択となります!
ちなみに
ちなみに、次のお支払い方法を選択しても、お試し期間の10日間以内の利用でしたら費用引き落としはされませんのでご安心を!
お支払いは次の3種類から選ぶことになります。
- クレジットカード払い
- ConoHaチャージ
- ConoHaカード
ちょっと補足
・ConoHaチャージとは、事前にコンビニ、銀行、クレジットカードなどで入金(チャージ)する支払い方法。
・ConoHaカードとは、ConoHaショップやAmazonで購入したプリペイドカードをConoHa管理画面で登録する支払い方法。
今回は、代表的な支払い方法である「クレジットカード払い」を選択した場合で説明します。
❶にクレジットカードの名義、❷にカード番号、❸に有効期限、❹にセキュリティーコード(※クレジットカード裏面のサインパネル右上に印字されている7桁の数字のうち下3桁)を入力後、「次へ」ボタンを押してください。
無事支払い方法の登録が終われば、アカウント作成は完了となります。
ConoHaサーバーを作成する
ConoHaのコントロールパネルにログイン後、「VPS」タブを選び、左サイドメニュー一番下にある「バージョン切替」メニューにて旧バージョン(Ver.2.0)の管理画面に切り替えておきます。
次に、左サイドメニューの「サーバー追加」を選択すると、
次のような「サーバー申し込み画面」が表示されるので、サービスを「VPS」、料金タイプを「通常料金(最初はこちらがおすすめ)」、プランを「2GBプラン」、イメージタイプを「CentOS(Steam9(64bit))」を選びます。
そして、rootパスワードを入力して、右側の「追加ボタン」をクリックしてサーバー追加完了となります。(約10秒くらいでサーバーの追加処理が完了します。)
VPSの料金タイプについて
- 通常料金は、スポット利用におすすめのプラン。1時間毎の料金制で使った分だけの支払いとなります。1ヶ月利用した場合でも月額料金を超えて支払いは発生しないので安心です。
- VPS割引きっぷSSLセットは、ウェブサイト運用のためのSSLがセットになった1カ月以上の利用におすすめのプラン。契約期間が長いほど割引率がアップし、期間は1カ月/3カ月/6カ月/12カ月/24カ月/36カ月から選択できます。
- VPS割引きっぷシンプルは、1カ月以上の利用におすすめのプラン。契約期間が長いほど割引率がアップし、期間は1カ月/3カ月/6カ月/12カ月/24カ月/36カ月から選択できます。
無事サーバーの追加ができたところで、割り振られたサーバーの『IPアドレス』を確認しておきたいと思います。
左サイドメニューの「サーバー」を選んだ後に、サーバーリストに今回追加したサーバーが表示されると思いますので「ネームタグ」を選択します。
そして、その画面に「IPアドレス」という項目がありますので、この数字をどこかにメモしておきましょう。
Mindustry用マルチプレイサーバーを構築する
ConoHaのコントロールパネル画面にある「コンソールアイコン」をクリックしてコンソール画面を起動します。その際、ログインIDは"root"、パスワードは先ほど決めた文字列となります。(※Tera TermなどのアプリログインしてもOKです。)
コンソール画面が起動しましたら、MIndustry用サーバープログラムに必要となるライブラリ群とJavaをインストールします。
1 2 | # yum install -y glibc.i686 # yum install java-1.8.0-openjdk |
次に、Mindustry用のディレクトリを作成し、そこにMindustry用サーバープログラムをダウンロードします。
1 2 | # mkdir /opt/Mindustry # wget https://github.com/Anuken/Mindustry/releases/latest/download/server-release.jar -O /opt/Mindustry/server.jar |
そしてサーバーの起動の前に、Mindustry用サーバーの使うポートを開放しておきます。初期状態ではMindustry用サーバーへのアクセスはファイアウォールでブロックされていますので、パソコンからアクセスできるようにTCP/UDPの6567番ポートを開放しておきます。
1 2 3 | # firewall-cmd --zone=public --add-port=6567/tcp --permanent # firewall-cmd --zone=public --add-port=6567/udp --permanent # firewall-cmd --reload |
最後に、Mindustry用サーバーをインストールしたディレクトリに移動し、サーバーを起動します。(※Opened a server on port 6567. と表示されればサーバー起動OKとなります。)
1 2 3 | # cd /opt/Mindustry # java -jar server.jar (サーバーの起動) # host (マップの読み込み) |
はてな
Mindustry用サーバーを制御するためのサーバーコマンドはこちらのWikiサイトを参考にしてください。
以上でサーバー側の準備は完了となりますので、次はいよいよパソコンから接続していくことになります。
マルチプレイできるか試してみる
まずはMindustryアプリを起動し、トップ画面にて「プレイ」→「マルチプレイ」をクリックします。
そして次の画面にて、「サーバーを追加」をクリックし、
先ほど作成したサーバーのIPアドレスを入力します。
そして、追加されたサーバーをクリックしサーバーへの接続を開始します。(※接続可能にならない場合はファイアウォールなどを見直してみてください。)
少し待ち、次の画面のようにログインできれば成功となります。お疲れ様でした。
そして、友達にサーバーのIPアドレス(※パスワードを設定した場合はパスワードも)を伝え、同様の手順でサーバーに接続してもらうと一緒にプレイできるようになると思います。
注意ポイント
友達とマルチプレイしていてレスポンスが遅い場合は、ConoHaのメモリプランをグレードアップするなどトライしてみてください。
ちょっと長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、工場建設シミュレーションとタワーディフェンスを掛け合わせた新感覚ゲーム「Mindustry」を離れた友達とマルチプレイするためのConoHaサーバー構築手順を説明しました。
本ブログ記事を元にトライしてもらった方は感じてもらえたと思いますが、ConoHa VPSを使えば比較的簡単にMindustryでマルチプレイできる環境が作れちゃいます。
2Dドットの世界でのシミュレーション体験を通して、友達や家族との絆を深めていってくださいね!(^^)/