ARMA Reforgerでマルチプレイ

【Steam版 ARMA Reforger】マルチプレイサーバーをConoHa VPSで立てる手順を解説!

2023年1月4日

※ 当ページのリンクにはPRが含まれています。

 

ARMA Reforger(アルマ リフォージャー)は、冷戦時代をテーマにしたミリタリーFPS「ARMA」シリーズの最新作です。(2022年5月22日にアーリーアクセス配信開始)

本作では、アメリカ軍またはソ連軍の兵士としてリアルな戦闘を楽しめる「コンフリクトモード」や、ミッションを作成しプレイヤーを勝利へと導く「ゲームマスターモード」など幅広いプレイモードが用意されているのも特徴となります。

ARMA 3のゲームシーン

 

次の動画を見てもらえれば、ARMA Reforgerの魅力がよくわかると思います。

 

このARMA Reforgerは一人でも十分楽しめますが、友達同士で同じワールド上で一緒にプレイする(マルチプレイする)ことでより一層楽しむことができるんです。(一人だと心細いけど仲間と一緒なら心強いですよね。笑)

ARMA 3のマルチプレイイメージ

 

そこで今回は、管理人おススメのレンタルサーバーであるConoHa VPS上にARMA Reforger用サーバーを構築して離れた友達とマルチプレイするための環境を作ってみたいと思います!(^-^)/

 

れんた
本記事では以下の順でなるべく分かりやすく解説していきたいと思います。最後までご覧ください。

 

 

ConoHaサーバーのアカウントを作成する

 

れんた
それではConoHaアカウントを作成していきたいと思います。(※アカウントの作成は無料となります。)

 

まずは次のキャンペーン画像からConoHaのサイトにアクセスし、「今すぐお申し込み」にてアカウント作成を開始します。

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次のようなアカウント作成画面になりますので、アカウント情報を入力してください。(*必須と書いてあるところだけでOKです。)

ConoHa VPS アカウント情報を入力

 

氏名生年月日住所(国、郵便番号、都道府県、市区、町村番号)、メールアドレスパスワード(英大文字と英小文字ならびに数字を最低1文字以上ずつ混在させた9文字以上70文字以内の文字列)を入力後、「次へ」ボタンを押してください。

 

アカウント情報の入力が完了すると次は本人確認となります。本人確認の方法は、電話認証」SMS認証」を選べます。

ちょっと補足

SMSとは「ショートメッセージサービス」の略で、電話番号宛てにチャット形式でメッセージのやり取りができるサービスのことです。

 

今回はSMS認証の場合で説明していきたいと思います。

ConoHa VPS サービス申し込み時の電話/SMS認証

 

まずは「電話番号欄」にお持ちの携帯電話(スマホ)の電話番号を入力し、「SMS認証」ボタンをクリックするとショートメッセージサービスで4桁の認証コードが携帯電話に届きます。次のような感じですね。

SMS認証のためのConoHa認証コード

 

そして届いた4桁の数字を(下の図の)認証コード欄に入力し、「送信」ボタンを押して認証が完了すれば本人確認完了となります。

ConoHa VPS サービス申し込み時のSMS認証コードを入力

 

ここまではノンストップでいけますよね。(^-^) 次はお支払い方法の選択となります!

ちなみに

ちなみに、次のお支払い方法を選択しても、お試し期間の10日間以内の利用でしたら費用引き落としはされませんのでご安心を!

 

お支払いは次の3種類から選ぶことになります。

  • クレジットカード払い
  • ConoHaチャージ
  • ConoHaカード

ちょっと補足

ConoHaチャージとは、事前にコンビニ、銀行、クレジットカードなどで入金(チャージ)する支払い方法。

ConoHaカードとは、ConoHaショップやAmazonで購入したプリペイドカードをConoHa管理画面で登録する支払い方法。

ConoHaカード

 

今回は、代表的な支払い方法である「クレジットカード払い」を選択した場合で説明します。

ConoHa VPS 申し込み時のクレジットカード情報を入力

 

クレジットカードの名義カード番号有効期限セキュリティーコード(※クレジットカード裏面のサインパネル右上に印字されている7桁の数字のうち下3桁)を入力後、「次へ」ボタンを押してください。

クレジットカードのセキュリティーコード

 

無事支払い方法の登録が終われば、アカウント作成は完了となります。

 

 

ConoHaサーバーを作成する

 

れんた
それでは作成したアカウントでConoHaサーバーを作成していきましょう。

 

ConoHaのコントロールパネルにログイン後、「VPS」タブを選び、左サイドメニュー一番下にある「バージョン切替」メニューにて旧バージョン(Ver.2.0)の管理画面に切り替えておきます。

次に、左サイドメニューの「サーバー追加」を選択すると、

コントロールパネルでサーバーを追加する

 

次のような「サーバー申し込み画面」が表示されるので、サービス「Windows Server」料金タイプ「通常料金(最初はこちらがおすすめ)プラン「2GBプラン」イメージタイプ「WindowsServer 2022 Remote Desktop」を選びます。

サーバーの詳細情報を入力

Windows Serverの料金タイプについて

  • 通常料金は、スポット利用におすすめのプラン。1時間毎の料金制で使った分だけの支払いとなります。1ヶ月利用した場合でも月額料金を超えて支払いは発生しないので安心です。
  • VPS割引きっぷは、1カ月以上の利用におすすめのプラン。契約期間が長いほど割引率がアップし、期間は1カ月/3カ月/6カ月/12カ月/24カ月/36カ月から選択できます。

 

次に、ライセンスにある「リモートデスクトップ(RDS)SAL」を1個追加します。(※こちらを購入しなくてもConoHaが提供してくれるコンソール機能でサーバー画面にアクセスできますが、あった方が断然便利なのでお勧めします。)

rootパスワードを入力して、右側の「追加ボタン」をクリックしてサーバー追加完了となります。(約10秒くらいでサーバーの追加処理が完了します。)

サーバー詳細情報を入力し作成を完了

 

無事サーバーの追加ができたところで、割り振られたサーバーの『IPアドレス』を確認しておきたいと思います。

左サイドメニューの「サーバー」を選んだ後に、サーバーリストに今回追加したサーバーが表示されると思いますので「ネームタグ」を選択します。

サーバーリストでネームタグを選択

 

そして、その画面に「IPアドレス」という項目がありますので、この数字をどこかにメモしておきましょう。

ConoHaサーバーのIPアドレスを確認

 

れんた
次は、今回作成したサーバーでARMA Reforger用マルチプレイサーバーを構築していきたいと思います。

 

 

ARMA Reforger用マルチプレイサーバーを構築する

 

ARMA Reforger用サーバープログラムのインストール

れんた
まずは、作成したConoHaサーバーにARMA Reforger用サーバープログラムを導入していきます。

 

まずは、ConoHaサーバーに接続するために「リモートデスクトップ接続アプリ」を起動します。(※こちらのアプリでサーバーに接続するには先ほどのリモートデスクトップ SALが必要となります。)

リモートデスクトップ接続アプリを起動

 

次のようなポップアップ画面が表示されますので、(先ほどメモした)ConoHaサーバーのIPアドレスを入力し「接続」ボタンをクリックします。

WindowsサーバーのIPアドレスを入力し接続ボタンをクリック

 

次のような認証画面が表示されますので、「その他」をクリック後「別のアカウントを使用する」をクリックします。

別のアカウントを使用するをクリック

 

そして、ユーザーID(Administrator)パスワード(ConoHaサーバー作成時に決めた文字列)を入力して「OK」ボタンをクリックします。

ユーザーIDとパスワードを入力し接続を開始

 

れんた
無事Windows Serverにログインできましたでしょうか?次はSteamCMDプログラムをダウンロードしていきます。ここからはリモートデスクトップアプリ上の画面での説明となります。

 

まずはWebブラウザを起動し、次のURLを(ブラウザの)アドレス欄にコピペしSteamCMDをダウンロードします。

https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd.zip

Webブラウザを使ってSteamCMDをダウンロード

 

ダウンロードしたSteamCMDをダブルクリックしてコンソール画面を起動します。

SteamCMDをダブルクリックしてコンソール画面を起動

 

黒色のコンソール画面が起動できましたら、起動したSteamモード上で匿名ユーザ(anonymous)としてログインし、ARMA Reforger用サーバープログラムをインストールします。無事インストールできましたらSteamCMDを終了します。(※force_install_dir実行後に「Please use force_install_dir before logon!」と表示されるかもしれませんが、無視してもらってOKです。)

 

はてな

※app_updateで指定した「1874900」はSteamで管理されているARMA Reforger用サーバプログラムのIDを示しています。

 

これでARMA Reforger用サーバープログラムは、"C:\ArmaReforger"のフォルダにインストールされました。

 

ファイアウォールのポート開放

れんた
次に、ARMA Reforger用サーバーのファイアウォールのポート開放を行います。

 

初期状態ではARMA Reforger用サーバーへのアクセスはファイアウォールでブロックされていますので、パソコンからアクセスできるようにファイアウォールのポートを開放しておきます。ARMA Reforgerでは、UDPの2001, 17777, 50000-65000番ポートを開放しておく必要があります。

 

まずは、ファイアウォール設定画面(Windows Defender ファイアウォール)を起動し、左メニューにある「詳細設定」をクリックします。

ファイアウォール設定画面を起動

 

次に、「受信の規則」をクリック後、「新しい規則」をクリックします。

新しい受信の規則を作成

 

次の規則の種類の設定画面にて、「ポート」を選択し、

ポートを選択

 

プロトコルおよびポートの設定画面にて、許可するプロトコル(UDP)を選択します。そして、「特定のローカルポート」を選択後、その隣の入力欄に許可するポート番号(2001, 17777, 50000-65000)を入力します。

許可するプロトコルとポート番号を選択

 

次の操作の設定画面で、「接続を許可する」を選択し、

接続を許可するを選択

 

次のプロファイルの設定画面はそのままでOKで、

プロファイルの設定画面はデフォルトのままでOK

 

最後に規則の名前をつけて設定完了となります。

規則の名前を付けて完了

 

ARMA Reforger用サーバーの起動確認

れんた
最後、ARMA Reforger用サーバーを起動していきます。

 

まずはサーバー設定を行うため、"C:\ArmaReforger"フォルダにserver.jsonというファイルを新規に作成し、以下のサーバー設定情報を記述します。(※少なくとも、YourServerNameとYourServerPasswordはお好きな文字列に変更してください。)

{
 "dedicatedServerId": "ar-gm-%profilename",
 "region": "NA",
 "gameHostBindAddress": "",
 "gameHostBindPort": 2001,
 "gameHostRegisterBindAddress": "",
 "gameHostRegisterPort": 2001,
 "adminPassword" : "password",
 "game": {
  "name": "YourServerName",
  "password" : "YourServerPassword",
  "scenarioId": "{98D1DA94DD085044}Missions/ConflictWithoutAIs.conf",
  "playerCountLimit": 64,
  "visible": true,
  "gameMode": "",
  "supportedGameClientTypes": [
   "PLATFORM_PC"
  ],
  "gameProperties": {
   "serverMaxViewDistance": 1600,
   "battleEye": true,
   "fastValidation": true
  },
  "mods": [
  ]
 }
}

 

参考

サーバー設定ファイルに記述できるパラメーターなどの各種情報はArma Reforger Community Wikiをご確認ください。

 

最後にコマンドプロンプトを起動し、ARMA Reforger用サーバーをインストールしたディレクトリに移動後、ARMA Reforger用サーバーを起動させます。

 

コンソール上の起動メッセージ表示に「Starting RPL server, listening on address xxx.xxx.xxx.xxx:2001, ...」と表示されればサーバー起動OKとなります。

以上でサーバー側の準備は完了となりますので、次はいよいよパソコンから接続していくことになります。

 

 

マルチプレイできるか試してみる

 

れんた
それではいよいよ構築したARMA Reforger用サーバーに接続して友達とマルチプレイできるか確認していきます。

 

まずはARMA Reforgerアプリを起動しトップ画面が表示されたら、右サイドメニューにある「Multiplayer」を選択します。

Multiplayerを選択

 

次のようなサーバー一覧画面が表示されると思いますので、画面下にある「Direct join(Cキー)」を選択します。

Multiplayer画面にて「Direct join」を選択

 

次のようなポップアップ画面が起動しますので、IPアドレスの項目サーバーのIPアドレスを入力し「OK(Spaceキー)」を選択します。

IPアドレスを入力し接続を開始

 

パスワードを入力後、サーバーにログインしマルチプレイが開始できればOKとなります。(※友達にサーバーのIPアドレスパスワードを伝え、同様の手順でサーバーに接続してもらうと一緒にプレイできるようになると思います。)

マルチプレイ開始

 

れんた
無事マルチプレイできるようになりましたでしょうか?もしサーバーに接続できない場合は、上の手順を再度見直してくださいね。

 

注意ポイント

友達とマルチプレイしていてレスポンスが遅い場合は、ConoHaのメモリプランをグレードアップするなどトライしてみてください。

 

ちょっと長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、冷戦時代をテーマにしたミリタリーFPS「ARMA」シリーズの最新作「ARMA Reforger」を離れた友達とマルチプレイするためのConoHaサーバー構築手順を説明しました。

本ブログ記事を元にトライしてもらった方は感じてもらえたと思いますが、ConoHa VPSを使えば比較的簡単にARMA Reforgerでマルチプレイできる環境が作れちゃいます。

リアルな戦場での白熱した戦闘を通して、友達や家族との絆を深めていってくださいね!(^^)/

 

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